【銀魂】ラブコメだなんて絶対に言わせない【高杉晋助】

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「お風呂上がりましたー」

「ああ、オレンジとグレープフルーツ。どっちがいい？」

「あーオレンジで」


いやぁ、何から何まですみませんねぇ、高杉先輩。
風呂上がりのジュースまで。

カシュッという音。
缶系の飲み物を開ける音。

高杉先輩もなんか飲むのかな？
意外とコーラとかも好きそう。


「はいよ」

「あ、りがとうございます」


グラスにも入れて頂いて……
私はどこぞのお姫様ですかねぇ？
しかも、江戸切子だし。

ゴクリと一口、何これ美味い。
初めて飲む味だぁ。
シュワシュワしてるし炭酸オレンジジュースですか｡

うん、美味しい。
おいしい。
おいしい……


「……A、眠いのか？眠いんだったら寝て来いよ」


ふふふ、やっぱり土方先輩はやっさしー！
天使だ、うん。
天使天使。


「A、なんか変じゃない？大丈夫？」


あー、もう神威も天使。
揺れるアホ毛が可愛いなぁ。
天使、天使天使。


「どうした」

「高杉、なんかAの様子が……」


あ、悪魔だ。
大悪魔が現れたぞー。
みんな逃げろー。


「高杉、てめぇAちゃんに何飲ませやがった」


あ、わたあめも参戦した！
なんだこれ、天使＋天使ＶＳ大悪魔ＶＳわたあめ｡
いいぞもっとやれ。


「あ？オレンジの酒だが？」

「完全にそれが原因じゃねぇか！」


うっせぇ！
うっせえなこのわたあめ！
お前なんか食ってやる！


「うわ！？痛てぇ、痛てぇって！Aちゃん髪引っ張らないで！禿げる！」

「ふふふふふ、わたあめわたあめ」

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