【銀魂】ホワイト・クリスマス【高杉晋助】

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「Aちゃんは何飲む？」

「あ〜……焼酎ロックで」

「おっけ。親父！焼酎ロックとビール。そしてオデンね！」

「はいよ〜」


こじんまりとした、それでも活気溢れる居酒屋は銀さんの行きつけだと言う。
あんまり外食しない私には、とっても新鮮。
居酒屋とかも、あんま行かないし。
だって当たり外れ激しいんだもん。


「今日は寒かったな。Aちゃんも風邪ひかないようにしとけよ？」

「ふふふ、甘いです銀さん。私はヒートテックとセーター、カイロの完全防備ですよ！」

「すっげぇ！」

「はい、焼酎ロックとビールだよ。それにしても銀さん。いつの間にこんな可愛い彼女ゲットしたの」

「バカ、ちげーよ。仕事手伝って貰っただけ。ほら、ターミナルビル前のクリスマスツリーあるだろ？あれの設置。今はそれの帰りだよ」

「あれって工事会社がやってたんじゃないの？」

「ベテランでもギックリ腰には勝てないってさ」

「今の時期はきっと特に多忙でしょうしね……」


今日……あ、もう昨日か。みたいなツリー組み立てとか。
ああいうのって夜やらなきゃ行けないのがキツイよね。寒いし。


「おかげで万事屋も引っ張りだこだ」

「はい、オデン。金があるならつけ払え、銀さん」

「あーあー！なんにも聞こえませーん！」


あ、この大根美味しい。

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