彼女の生きた証し 4つ目 ページ4
9月19日
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今日から日記を書く事にした。
今度こそ続くといいなぁ。
あ!自己紹介をしなきゃね!
私の名前は鈴木玲奈、小学6年生です。
名前でわかると思うけど性別は女!
突然だけど私には特殊な癖があります。
それは、髪の毛を抜くという癖です。
確か小学4年生の時かな、抜き始めたのは。
なんで抜き始めたのかは忘れた。
止めたいけど止めれないんだ。
親も止めろって言うし…。
でも、抜くと気持ちいいんだ。
楽になる。
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彼女はわかっていたんだ。
自分が髪を抜いていることに。
そして、髪を抜くことが彼女にとっての“快楽”だったんだ…。
でも、彼女は止めたかった。
それでも、楽しくて止めれなかった。
僕はそう解釈して次のページへいった。
9月20日
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今日も沢山の髪の毛を抜いた。
お母さんに怒られんだろうなぁ。
…楽しいからしょうがないじゃないか。
でも、やっぱり止めたいなぁ。
はぁ…、学校行きたくない。
まぁ、今日も夢小説見て現実逃避するかぁ〜。
あ!今日から1日1回、自己紹介をしていくよ!
まずは、性格かな。
私はとにかくポジティブだよ!
あとは、…………わかんないや!
まぁ、今日はここまでかな。
とっとと寝よう。
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確かに彼女の性格は明るかったな。
いつも笑っていたし…。
髪を抜けなければ友達がいただろうに…。
…僕もそろそろ寝なきゃな。
日記の続きは明日見よう。
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作者名:モブだった私はトリップしたいといつも思っている。 | 作成日時:2018年8月7日 0時