【鬼滅の刃】幸せ者の胃は崩壊寸前

宵二十五 ページ25

三人の大声に挟まれ、ぷっちんしたA。


「……」


無言の圧力で煉獄家の三人を正座させている。

「むう、すまない！！！」

「すみません……」

「謝る理由が分からないな」

ギロリと槇寿郎を睨むA。それに対抗するように槇寿郎も立ち上がる。


「だいたいお前は誰だ！？禓黒Aは、お前みたいな一言も喋らないやつじゃない！！！」

そんなの、今のお前だけには言われたくないわ！！とは口では言えないので、

「グボォ！？」

拳で分からせました。


「父上！！父上に何をするッ！！！」


え？なに？解決してほしくて私を持ってきたんじゃないのか？

この、バカ親父をどうにかして欲しくて。


今のでだいたい事情は察したから。安心してとまでは言わないけど、おじいちゃんが改心できるよう努めるから。

……なんて、嘘だけども。



�狆”蕕気擦討�ださい��



紙に、そう書いた。







＊補足＊

煉獄杏寿郎がなぜ光柱について知っていたのかと言うと、もちろん父槇寿郎から伝わったことであるのだが……

これがなんともまあ微妙なラインで。


禓黒Aという名は出さず、


『あいつは必ず光柱になる』


と、自慢げにいつも語っていたそう。なので未だ杏寿郎はAが光柱だった事には気づいておりません。



細かい設定ですがご了承ください。

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