十八話 ページ19
そこにひときわ大きな声が響く
「なっちょらん！！」
剣心、薫、弥彦「「「！？」」」
『あら、何事でしょう』
「そんなやり方では、自由民権の世は永久に来やせん
もっともっと過激にーーー」
「しかし、それでは板垣先生を死地へ追うも同然」
「そうや
内務卿の大久保は大西郷にさえ、容赦せんやった男やで」
ガアガアと騒いでいるのは、随分と酔った三人の男たちだった
妙「たまぁに来る人達なんやけど、酔うといっつもああなんよ」
剣心「自由民権運動の壮士の様でござるな」
薫「なんだか訳のわからないコト言ってるわねえ」
弥彦「所詮、ただの酔っ払いだぜ」
『あやめちゃん、すずめちゃん
お腹すいたでしょう、座ろうか』
妙「そうやね、気にせんと
とりあえず六人前でええやろか」
薫「あ、あと
「……！」
「………、……！！」
「………！」
いまだ男達はガヤガヤと騒いでいたが、薫達一行も座り、食事を頼んだ
薫「弥彦、あなた
なでなで
薫は笑顔で弥彦の頭をなでながら言った
弥彦「るっせーな、あらあ！」
あやめ「A姉、
すずめ「なにー？」
『ふふ、あやめちゃんとすずめちゃんには、まだ早いかな』
剣心「御機嫌でござるな
薫どーーー」
剣心「『』」ピク
そこで剣心とAは何かに気付く
薫「剣心？Aさん？」
ビュンッ
『』パシッ
薫、弥彦、玄斎「「「！？」」」
剣心「おろ？」
『全く……
取ればいいだけではありませんか
相変わらず不器用ですねぇ』
剣心の後頭部に銚子が飛んできたが、Aがそれを左手で掴んだ
右手は、あやめとすずめを守る様に広げられている
薫「Aさん！」
玄斎「大丈夫かAくん！」
薫と玄斎はAを心配して声をあげる
『ご心配なく
この通り無傷ですから
破片で怪我でもしたら大変ですからねぇ』
剣心「かたじけない、助かったでござる」
『良いんですよ、もう慣れましたもの』
剣心は銚子があたらなかった事に驚きつつも、Aに礼を言う
「なんだと
貴様、もういっぺん言ってみろ！」
「おお、何度でも言うわ！」
「お前など、ただの木偶の坊だ！」ガタッ
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彩蘭(プロフ) - すごく面白いです!夢主ちゃんのかっこよさと綺麗さがめっちゃ好き!更新頑張ってください! (1月25日 15時) (
レス) @page14 id: 76f42516d3 (このIDを非表示/違反報告)
玉ねぎ(プロフ) - 続き待ってます！ (12月31日 0時) (レス) @page37 id: 42fa138aff (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - 陽始さん» ありがとうございます！カメ更新ですがお付き合いくださいませ！ (12月17日 22時) (レス) @page37 id: 02dc14a173 (このIDを非表示/違反報告)
陽始(プロフ) - るろ剣は最近はまったばかりですが、水無月ちゃんの大人っぽくてかっこいいところが好きです！頑張って下さい！！ (12月1日 9時) (レス) @page36 id: 27cc70538e (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月12日 20時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやなん x他2人 | 作成日時：2020年10月14日 22時
