肆 ページ5
そう言ってAは、深く頭を下げた
耀哉「仕方がないね・・・私も今はそれで良しとしよう
いつか昔の様に、名前で呼んでくれることを期待しているよ?」
産屋敷は、美しく微笑んだ
『・・・・・・(いつか強制的に呼び捨てにさせられる・・・・・・)』
Aは内心、焦りをつのらせていた
しかし、そんなAの思考は産屋敷によって遮断される
耀哉「ところでA、今日の任務で元上弦の陸と戦ったそうだね
君から見て、どんな様子だったかな?」
『元上弦の陸とは言っても、かつて私が戦った事のある上弦程の強さはありませんでした
恐らく、あの男・・・鬼舞辻に才能を見限られたのでしょう
ですが、最近は鬼の動きが活発です。鬼舞辻ですら、人を襲っています
上弦・・・及び鬼との全面戦争の時は、近いかもしれません・・・・・・』
Aは、あくまで冷静に情報を伝える
しかし、その内容は、あまり安心できるものではなかった
耀哉「・・・ありがとう
任務、御苦労だったね。明日からは、思う存分休暇を楽しんでおくれ」
『はい、では次の柱合会議で』
次の瞬間、Aは音もなく消える
音もなく、Aは走る
向かう先は、狭霧山である
『(炭治郎、今頃どうしているだろう・・・・・・)』
走りながら、Aは考えていた
何せ、炭治郎に会ってから、もう二年程になる
大きな任務は今回の戦いのみだったが、自身の持つ範囲の守護に、山に溢れる下級の鬼の首を斬る・・・等
斬っても斬っても増え続ける鬼に、大量の時間を
『(暇があったら、稽古してあげてほしいって頼んだけど・・・どうだろうな・・・厳しくしすぎてなきゃ良いけどね・・・・・・)』
そんなことをしているうちに、狭霧山に着いていた
『刀畏、暫くはここで過ごすから、自由にしていて良いよ』ニコリ
刀畏「カアッ!アリカドウ、アリカドウ!!」バササッ
『うふふ、もう行っちゃった。元気だなぁ・・・
さて、炭治郎は何処かな?』
炭治郎を
炭治郎の刃を避ける錆兎と、その刃で岩を斬る炭治郎
そして、それを見守る真菰の姿だった
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ライ - こんにちは。この夢小説を読み始めたときすぐにお話しに引き込まれました。熱中して何回も読み直したほどです。こんな素晴らしいお話しを書いてくださりありがとうございます。続きが早く読みたいのですがお身体に気をつけてください。応援しています!! (2020年8月19日 16時) (レス) id: b3cc4296f4 (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - 詩さん» ありがとうござます!そう言ってもらえると、やる気が出ます! (2020年1月18日 22時) (レス) id: 3dca0298e5 (このIDを非表示/違反報告)
詩 - 面白いですね♪続き楽しみにしてます! (2020年1月18日 21時) (レス) id: 059c2de8f9 (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - 瓏月さん» わー!?そうでした!変換ミスりました!直ぐ直します!有り難うございます! (2020年1月2日 22時) (レス) id: 3dca0298e5 (このIDを非表示/違反報告)
瓏月(プロフ) - はじめまして!実は僕も月柱の子でやらせて頂いていて、覗かせていただきました!主人公ちゃん容姿可愛いですね!更新頑張ってくださいね!あと冨岡さんウカンムリになってますよ? (2020年1月2日 21時) (レス) id: 5cd948ec8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやなん | 作成日時:2019年12月31日 22時