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Aside
『ふむ、、』
なんて分かりやすい残穢。まるで故意に付けられたみたい。
『とりあえず、屋上には何かありそうね』
「そうですね。屋上に行ってみましょう」
『それ程強い呪力は感じないし、七海と悠仁に任せていい？』
「えぇ」 「おう！！」
呪霊の思惑通りになってるみたいで少し癪だけど、、。
・
"人間だよ。いや、元人間と言った方が良いか"
屋上にて現れた呪霊と思わしき生物は、身体を無理やり改造された人間だった。
"呪術で無理やり身体を変えられてる"
「それだけなら初めに気付けますよ。私達が戦った2人には、呪霊の様に呪力が漲っていた」
"Aも気付かなかったのか？"
『うん。多少の違和感はあったけど、、。悟でもない限り、一目で見破るのは不可能だと思う』
"そうか。まぁ、そればっかりは犯人に術式の事を直接聞くしか無いな。
ただ、脳幹の辺りに弄った痕がある。恐らく、意識障害や錯乱状態を作り出す為だろう。脳まで弄れるなら、人間に呪力を持たせるよう改造する事も可能かもしれん。
脳と呪力の関係は、まだまだブラックボックスだからな"
『了解。ありがと、硝子』
"あぁ。
そうだ、虎杖は聞いてるか？"
「あ、うす」
"コイツらの死因はざっくり言うと、身体を改造された事によるショック死だ。君が殺したんじゃない。
その辺、履き違えるなよ"
「、はい、、」
悠仁には、少し重めの任務をして、現場に慣れてもらおうと思ってたんだけど、、。
どうやら違う方向に重い任務になりそうね、、。
「どっちもさ、俺にとっては同じ重さの他人の死だ。それでもこれは、、趣味が悪過ぎだろ」
呪術師として生きてきた人間には、滅多に沸いてこない感情。
"死への怒り"
仲間の死にも、敵の死にも慣れていく。まして、他人の死なんてのは以ての外。
"死"という、人間が最も恐れるべき行為に慣れた奴らしか居ないこの呪術界では、悠仁の様に純粋に他人の死に怒る事が出来る子は貴重だ。
「あの残穢自体ブラフで、私達は屋上へ誘い込まれたのでしょう。相当なやり手です。
これはそこそこでは済みそうに無い。気張って行きましょう」
「！おう！！」
『気合い入ったところで、私はお暇するね。伊地知から電話かかって来ちゃったし。
それから、悠仁。悠仁の他人の為に本気で怒れる所、私は良いと思うし、その感情は大事にして欲しい。でも、呪力は知っての通り感情に左右される。その感情に呑まれるなよ』
「！おっす！！」
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URAN - 夏油が生きてる世界線好きや､､､この小説大好きです！！今後も無理のないように頑張ってください。更新待ってます (2022年10月16日 12時) (
レス) @page23 id: 38df0baeed (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - イケおじィさん初めまして、この小説は五条悟オチですか？ (2022年4月7日 15時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
ふらん - めっちゃおもしろいです！続き楽しみにしてます！(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2022年4月1日 11時) (レス) @page8 id: 42c7e56832 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イケおじｨ | 作成日時：2022年3月29日 12時
