story6~悪意のない悪意 ページ24
noside
月曜日 午前10:30
とある街の小さな映画館。
そこで起きた、不可解な事件。
現場に踏み入るのは____________
・
「見えますか、これが残穢です」
「、、いやぁ、全然見えない」
「それは見ようとしないからです。私達は普段当たり前の様に呪霊を視認しています。術式を行使すれば痕跡が残る、それが残穢。だが残穢は呪霊などに比べ薄い。目を凝らして良く見て下さい」
「ん〜、、、おっ!!見える見える!!!」
「当然です。見る前に気配で悟って1人前ですから」
『こらこら〜、そんなイジワル言ってやるなよ七海〜』
「Aさんもちゃんと指導しておいて下さい」
『私は2年の子達も見なきゃだから、悠仁の事は9割悟に任せてるの。言うなら悟に言ってよね。行っても無駄だろうけど』
「残りの1割でカバーするのが貴方の仕事です」
『あら手厳しい。私の分までカバーよろしく』
「馬鹿な事言わないで下さい」
「2人って仲良いのか悪いのかどっちなの??」
「良くは無いですが悪くもないです」
『七海って私に対してだんだん辛辣になってってるよね』
「そんな事はないです。行きましょう、時間の無駄です」←
「おっしゃ!!気張ってこーぜ!!!」
「いえ、そこそこで済むならそこそこで」
「えぇ〜、、」
『慣れな悠仁。七海はこういう奴だ』
「おっす!!」
・
「今回僕は引率出来なくてね。でも安心して?途中まではAが着いて行けるし、信用出来る後輩呼んだから」
『まぁ、私はほんとに最初だけだけどね』
...
「脱サラ呪術師の七海健人くんで〜す!!」
「その言い方辞めてください」
「呪術師って変な奴多いけど、コイツは会社勤めてただけあってしっかりしてるんだよねぇ。1級呪術師だし!」
『あんたに変な奴呼ばわりされたくないわ』
「同感です」
「脱サラって、なんで最初から呪術師になんなかったんすか?」
「まずは挨拶でしょう。初めまして、虎杖悠仁君」
「アッハイ、初めまして」
「私が高専に入って学び気付いた事は、"呪術師はクソ"だという事です」
「ぇ???」
「そして一般企業に入って気付いた事は、"労働はクソ"という事です」
「そーなのぉ???!!」
「同じクソならより適正のある方を、出戻った理由なんてそんなものです」
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URAN - 夏油が生きてる世界線好きや、、、この小説大好きです!!今後も無理のないように頑張ってください。更新待ってます (2022年10月16日 12時) (レス) @page23 id: 38df0baeed (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - イケおじィさん初めまして、この小説は五条悟オチですか? (2022年4月7日 15時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
ふらん - めっちゃおもしろいです!続き楽しみにしてます!(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2022年4月1日 11時) (レス) @page8 id: 42c7e56832 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イケおじィ | 作成日時:2022年3月29日 12時