☆7 ページ9
Aside
雅紀が私のリクエストに応える中華料理屋に連れて行ってくれるとのこと。
え、待って！！ 大丈夫なの？ バレないの？ 個室なの？ 予約は？
色んなハテナが頭に浮かぶ。
ごめん雅紀、食べたいけどそっちの方が気になっちゃう…
A 「ねぇ、大丈夫？バレちゃうよ？」
ねぇ？大丈夫なんだよね？
雅紀 「大丈夫だって！ だって俺のじっ…」
A 「ん？じ？」
なに？ じ、って？ 実は予約済みだとか？
そうだとしたら雅紀はとんでもないGentlemanだよ！？←
雅紀 「大丈夫だよ。俺、案外気づかれないもんよ？ この間だって普通に街中にいたけど、誰一人声掛けやしないんだもん」
ガクッ。そうなんかい。案外気づかれないから大丈夫ということなのね。
A 「そうなんだ…。じゃあ、そこにする？」
雅紀 「うん！ 道順覚えてといてね？」
ん？ 道順を覚えておく？
あ！ ひょっとして美味しかったら、また食べに行こうね？ってこと？
それとも紹介して良いってこと？
まあ！それは期待できる！
車を走らせること１時間弱、なんと首都高速に乗りまして、来たのは千葉県。
都会じゃないけど、田舎じゃない。
なんか落ち着く、それがここの第一印象。
！！！！
多い
！！！！
人が！！！！
めっちゃ、並んでるじゃん！人！
こんなところに居たらバレるのだって時間の問題になってくる。
ねぇ、帰ろ？ バレちゃうよ…
A 「ねぇ、帰らない？ 人多いし…。また今度でも良いんだよ？」
ほら〜、雅紀だって帽子にメガネで変装してるじゃん…
そんな時、雅紀の携帯が鳴った。
雅紀 「ごめん、ちょっと…」
そう言って私から離れた。
なに？ 聞かれたら嫌なこと？ それともお仕事？
あーダメダメ。今は【嵐】じゃなくて【私】の相葉雅紀なんだから！
変なことは考えない、考えない。
雅紀が電話を終えてからは早かった。
店員さんがすぐに来た。
△ 「おう、いらっしゃい。あら、彼女さん？ かわいいじゃん」
A 「こ、こんばんは」
雅紀 「うっせぇ！ 奥さんいる人がなんで人の彼女口説いてんだよ。早く案内してよ。こっちはおなか空いてんの！ねぇA？」
いや、ねぇ？って私に振られても…
A 「ん？ 私は…大丈夫…よ？」
△ 「はいはい、わかりました。どうぞ？こちらになります」
なんとなくだけど笑顔が雅紀に似てる…、なんて思いながら店内に入った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
山田 あんび(プロフ) - リクエスト遅くなってすみません！リクエストなのですが他のメンバーと食べに行って嫉妬しちゃうお話お願いします！ (2015年8月28日 15時) (
レス) id: 754b2eb85f (このIDを非表示/違反報告)
さゆみ(プロフ) - ありがとー！更新楽しみにしてる♪ (2015年5月27日 13時) (レス) id: f1e1d7ce6d (このIDを非表示/違反報告)
ポヨリン(プロフ) - さゆみさん» かしこまりました( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年5月25日 19時) (レス) id: faa9497605 (このIDを非表示/違反報告)
さゆみ(プロフ) - あ、お久しぶりです、リクエスト出すね！二人お忍びでデートして欲しい！！ (2015年5月25日 19時) (レス) id: f1e1d7ce6d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ポヨリン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/
作成日時：2015年5月25日 10時
