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翔 「Aちゃん、すごいね。 毎日そんなんなの？ 疲れねぇの？」
頭をポンポンとすると今度は突っ伏した頭をガバッと上げたAちゃん。
あ、でも、今は…
A 「へ！？ あ、いっつー…」
頭を押さえたAちゃん。
だよね…だって仮にも俺らお酒飲んでんだもん。
痛くないわけがない。
A 「疲れる？ なんでですか？」
翔 「少なくとも俺はそうやって人を褒めるの苦手だもん。 なぁ、どうやってんの？ コツは？ なんかあんの？」
こんなの聞いたって自分に活かせるかなんてわかんない。
でも、少なくとも人格形成には役に立つと思った。
A 「コツだなんて、そんなのはないですよ。 強いて言うならその人の立場を自分に置き換えてみるんです。 昔、イジメにあった子が友達に居たんですけど、相談にのってたら『アンタにいじめられた私の気持ちなんかわかんないよ！』って言われたことがあったんです。 確かにね、私、いじめられたことなんてないんでその子の気持ちなんてわかんないんですよ。 でもね少しでもその子の傷を癒せたらな、なんて思ってたんですけど…無理でした」
そう言ってハハッと自嘲気味に笑うAちゃん。
ダメ、だったのかな…
翔 「ダメ…だったの…？」
A 「うん？ ダメ？ いいや。結局、その子とはそれっきり会ってないんです。だから…12年、かな…。もう何をしてどこにいるか、なんて分かんないんですよ…。あ、ごめんなさい、暗い話しちゃって。 今日のお話ってなんでしたっけ？」
ううん、もう大丈夫。
今回のサプライズは決まったよ。
ありがとう、Aちゃん。
翔 「ん？ 大丈夫だよ、いっぱい話も聞けたし。じゃあ…帰ろっか？ 相葉ちゃんも心配してると思うし。きっとね、彼も勘づいてる」
A 「いいんですか？ ごめんなさい。あ、お金…」
翔 「ああ、いいのいいの。 これくらい払わせて？」
A 「すみません。ありがとうございます」
そう言いながらも財布をしまわないAちゃん。
翔 「さーいーふ、しまって！」
A 「あ、すみません…」
ようやく、財布をしまったAちゃん。
ちゃんと親のしつけが行き届いているんだな…。
こういう時、女の子っていうのは素直に奢られるもんだと思ってたのに…。
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山田 あんび(プロフ) - リクエスト遅くなってすみません！リクエストなのですが他のメンバーと食べに行って嫉妬しちゃうお話お願いします！ (2015年8月28日 15時) (
レス) id: 754b2eb85f (このIDを非表示/違反報告)
さゆみ(プロフ) - ありがとー！更新楽しみにしてる♪ (2015年5月27日 13時) (レス) id: f1e1d7ce6d (このIDを非表示/違反報告)
ポヨリン(プロフ) - さゆみさん» かしこまりました( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年5月25日 19時) (レス) id: faa9497605 (このIDを非表示/違反報告)
さゆみ(プロフ) - あ、お久しぶりです、リクエスト出すね！二人お忍びでデートして欲しい！！ (2015年5月25日 19時) (レス) id: f1e1d7ce6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポヨリン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/
作成日時：2015年5月25日 10時
