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翔 「プレゼン、なんとかなりましたね」
「うん。あとは連絡を待つだけね」
無事にプレゼンを終え、二宮と松本は直帰、大野と相葉は早上がりをさせた
そして私は彼に誘われ、彼の家にやってきた
2人だけのお疲れ様会、っていうのも悪くない
翔 「委員会の印象、かなり良かったと思いますよ？」
「だといいんだけど…緊張しててよく覚えてないや」
翔 「大丈夫。間違いなく手応えはありました。絶対大丈夫です」
「そう…そうよね！大丈夫よね！」
翔 「という事で！ひとまず乾杯しましょ！社長、ビール、飲めます？」
「大好き！」
翔 「ははは、可愛い。ビールは、可愛くねえけど…」
キッチンに入ってビールを取り出す彼を見つめる
翔「見て！高いビールあった！」
そう言って私の方に掲げるのはちょっぴりお高めのビール
そしてタメ口になってるし
翔 「どっちにする？？」
種類の違うビールを見せてくれるが、彼の目はお高めのビール
そっちが飲みたいんでしょう、あなたは
「私、右のラベルの主張強めのやつが好きかも」
翔 「え！じゃあ俺こっち飲んでいいっすか！？」
「どうぞどうぞ。今日はあなたのおかげで上手くいったの。労は労いましょ？」
翔 「やったぜ、ビールぅ」
ほんと、年齢不詳だわ、彼は
しっかりしてるのか、幼いのか
「ということで、ひとまず今日はお疲れ様でした」
翔 「お疲れ様でした」
彼の家にある発泡酒の缶をカツンと合わせる
買ってきたお惣菜で簡単に食事を済ませ、2人でソファに寛ぐ不思議な時間
翔 「なんか、前もこんなシチュエーションありましたよね？」
「えっ！覚えてるの？」
翔 「俺あん時心臓バクバクで死ぬかと思ったんですからね？社長呼び禁止とか言うし！」
「そんなこともあったわね〜。それにしても、今日は本当にありがとうね。あなたが原稿持ってきてくれなかったら、どうなっていたことやら…」
翔 「なんとかなりましたもんね」
「そもそも資料の発注だって間に合ったのもあなたのおかげよ？」
翔 「いや、それは印刷屋のおかげでしょ」
「それはそうなんだけどね？櫻井が連絡入れてくれたからだよ？本当に助かった、ありがとね」
翔 「そんなにお礼ばっか言わないでくださいよ。恥ずかしいっすわ」
「何度でも言わせて？あなたのおかげよ？本当にありがとう」
翔 「力になれたならよかったけど…」
けど…？何かしら
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作者名：ぽよりん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/
作成日時：2023年12月15日 0時
