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「今回の企画、国際会議に話が進むことが決定しましたー！！これならメイドインジャパンを使ってもらえるのも夢じゃないって言ってもらえたの！」
合同会議を終えた私は、会社に戻り、みんなに早速朗報を伝えた
潤 「やりましたね、社長！」
雅紀 「よかった〜やったね！」
「国際会議は来月の終わり。これから最終調整に向けて気合い入れて頑張るわよ！」
智 「え？まだやるの？」
「ちょっと待って？帰るつもりだったの？」
智 「だって、会議は来月末って…」
「ギリギリまで頑張って最高のものに仕上げたいじゃない？」
潤 「まだ時間はたっぷりありますからね」
智 「え、ちょ、待ってよー」
「そう！ここで気を抜かないのが私たちよ？」
翔 「ですよね」
気合いを入れようと声をあげると、彼は後押しするように微笑んでくれた
和也 「よしっ。あと一踏ん張りしますか！」
雅紀 「ジャンジャンやって、パッと帰ろ！そして今夜は飲み会だー！」
「櫻井と二宮は原稿を英語に翻訳」
翔 和也「了解」
「大野と相葉はエンブレムの解像度上げてカラバリ3個くらい増やせる？」
智 雅紀「ほーい」
「松本は私とスライドの最終調整、いいかな？」
潤 「わかりました」
でもまさか彼が親会社であるセレッソ社長の跡取り息子なんてほんとびっくり
スパイ疑惑も晴れたわけじゃないけど、信じて、と言われたら信じるしかない
翔 「社長、ここの文面少しわかりやすく変えたいんすけど…」
彼が原稿を見せながら印をつける
「そうね。その方があっち側の理解もいいかしら？」
翔 「って言ったところで具体例、浮かばないんですけどね」
「うーん、織り方とか繊維の方に注目してもらう方が分かりやすいのかしら？」
翔 「確かに日本の伝統文化、って感じはしますけど…どうしましょ」
「サンプル、取り寄せてみる？」
翔 「それって今からできます？」
「それは…やるしかないでしょ！」
翔 「ははっ、社長ならそう言うと思ってました」
「あ、今バカにしたでしょ？二宮がその辺のツテ、あるから利用しなさい」
「翔ちゃん、仕事増やさないでよー」と二宮の声がする
翔 「やれるだけのこと、やりましょ」
「うん」
貴方を信頼してる、そう伝えるように頷く
付き合っていても、仕事の場では頼られる存在でありたい
今まで以上に頑張らないと
みんなのためにも国際会議は絶対成功させたい
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作者名：ぽよりん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/
作成日時：2023年12月15日 0時
