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潤 「松本潤です。よろしくお願いします」
雅紀 「はいはいはいはーい！俺、相葉雅紀です。よろしくね？こんなかっこいい人と一緒に仕事ができるなんて嬉しいなぁ。ね？ニノ」
和也 「うるさいなぁ。あ、二宮和也です。この人は大野さん。大野智」
そう言って大野を強めに突く
智 「痛えよ…。あ、どーもー」
翔 「よろしくお願いします」
雅紀 「あ、ねえねえ、櫻井さんって何歳？」
いきなり年齢聞く？私でも聞かないわよ…
翔 「32です…」
申し訳なさそうに答える櫻井さん
ほら…びっくりしちゃってるじゃない
雅紀 「なーんだ、俺らとそんなに変わんないじゃん。じゃ、翔ちゃんね。コレがニノでー、コレが松潤。一応この人がリーダーだから」
翔 「は、はぁ…」
和也 「人をコレ呼ばわりしないでもらえます？ま、そういうことです。これからよろしくお願いします」
彼らの、人を巻き込んで新しいものを共に作ろうとする力には驚かされる
「そろそろ話進めたいんだけど、いい？とりあえず櫻井、今日早速一緒に外回り行くから。相葉と二宮は契約の更新、松本は昨年度との比較グラフ作成、大野は…」
智 「あ、ご新規さんのホームページのデザイン描こうかな〜」
「じゃそれで。今日はとりあえず目標17時には退勤ね」
翔 「え？今日から、ですか？」
「知らなかった？セレッソの社長にはそう聞いてるけど」
翔 「えーっ！？」
大丈夫かしら…情報共有ができていないなんて
「そろそろいいかしら？」
翔 「え？」
「私だけ、まだ自己紹介してないの」
翔 「あ…はい」
「ここの代表取締役のAAよ。よろしくね」
和也 「社長は翔さんの3つ上なんですよ？」
「こら二宮。勝手に年齢バラさないの！」
翔 「え、そうなんですか…」
「なに？」
翔 「俺より年上…。あ、いや、随分、お若く見えます」
「あら嬉しい。ありがとう」
久しぶりに若く見えると言われた
調子が狂う
別に年齢なんて関係ないし、ちゃんとやってくれればそれでいいのよ
過度な期待も失望もなく、私はぼんやりと会議室にある時計を眺めた
そうしてオレンジは新しいスタートを切った
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作者名：ぽよりん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/
作成日時：2023年12月15日 0時
