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雅紀side
雅紀 「A、今日のみそ汁、おいしいね！【でじる】が利いてるね！！」
A 「雅紀。みそ汁、私作ってないよ。インスタントのだよ。それと、【でじる】じゃなくて、【だし】。いい加減覚えてよ！！もう！！」
えっ…Aが作ったんじゃねぇの？
Aに嫌われる…どうしよう…
A 「いただきます」
何食わぬ顔して、朝食をとるA。
A、嫌じゃないの？
俺、間違ったんだよ？
雅紀 「ごめんね、A。わかんなかった訳じゃないんだ？たださ、その…なんての…えっと…えっと…」
とにかく言葉を続けなきゃ。
俺はただ、ただ必死に言葉を紡いだ。
雅紀 「Aの作るみそ汁と同じくらい美味かったってこと！わかってくれる？なぁ、A…」
A…？
A 「雅紀、そのみそ汁、私が作ったの」
雅紀 「ふぇ？」
は？ どういうこと？？
頭が付いて行きません…Aさん
A 「だーかーらー、私が作ったの！一からお出汁も取りました！ 【おだし】、もね？」
雅紀 「もう〜ビックリさせないでよ〜。でもね、美味しいの！美味しいのは事実だから、ね？」
えっ？Aが作ったの？良かった〜、当たってた〜…
A 「雅紀、1回しか言わないからよく聞いて？」
雅紀 「うん、何？」
Aの声が急に真面目になる。
どうしたの？A。バイバイじゃないよね…？
A 「私ね、こんなに人を好きになったのって生まれて初めてなの。雅紀が【芸能人】だから好きになったんじゃないよ？雅紀の笑顔が好きなの。初めて会った時は、入院中っていうのもあって毎日暗い顔してたよね？ でも、病院の人の前で必死に笑顔を作ってたでしょ？ 私、知ってるよ。この人は無理をして笑う人なんだな、って。でも、携帯触ってる時とか、電話してる時に本物の笑顔になってる雅紀を見たの。多分…一目惚れ…なんだけどね…」
そうなの…。
Aの気持ち、初めて聞いた気がした…。
顔を赤く染めながらAが言葉を紡ぐ。
A 「あの笑顔を側で見たいな、って思ったの。笑顔にしてあげたいなって。雅紀が【芸能人】って知ってから距離を置くべきなんじゃないかなぁって何度も思った。私じゃ不釣り合いじゃないかな、重くないかなって…。嘘の報道だって出ちゃうわけだしさ、その度に私じゃなくて、って考えてたの。でもね、やっぱり雅紀じゃなきゃ嫌なの…」
A、そんなこと思ってたんだね…
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ポヨリン(プロフ) - 美希さん» 美希さん！また来てくれたんですね！はい、あと少しで終わっちゃいます。番外編、考え中なのでリクエストありましたらどうぞ？和泉蘭はあくまで仮の名前なので、自分の好きなように変更して楽しむことができますよ。 (2015年4月29日 10時) (
レス) id: faa9497605 (このIDを非表示/違反報告)
美希 - 和泉さんと決着つけて主人公ちゃんのところに戻って来てくれましたね！感動でした(*^^*)もうお話的には折り返し地点ですか？あと少しで終わっちゃいますか？T^T残りを大切にじっくり読ませて頂きますね！笑笑 (2015年4月29日 10時) (レス) id: 0a7c97c274 (このIDを非表示/違反報告)
ポヨリン(プロフ) - 美希さん» 初めましてです！美希さん！コメントありがとうございますm(_ _)mこれからもご期待に添えるよう頑張ります。応援よろしくお願い致しますm(_ _)m (2015年4月25日 9時) (レス) id: faa9497605 (このIDを非表示/違反報告)
美希 - 初めましてですかね？本当毎日楽しみに更新待ってます！階段駆け上がる相葉ちゃん、想像してキュンキュンしてます(*^^*)更新頑張ってください！待ってます♪♪ (2015年4月25日 9時) (レス) id: 0a7c97c274 (このIDを非表示/違反報告)
ポヨリン(プロフ) - なるさん» ありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張ります(￣^￣)ゞ (2015年4月17日 10時) (レス) id: faa9497605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポヨリン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/
作成日時：2015年3月12日 23時
