イケメン度20% ページ22
早速面接を受けるが、今日ラーメンを持ってきてくれたおばさんだった。
「あら今日来た可愛い子じゃない。」
どうやら憶えててくれたみたいで嬉しかった。
それに可愛いだなんてお世辞を。
面接を受ける限り優しそうな人で安心した。
数日後無事採用との連絡が来て、正式に私のバイト入りが決定した。
思わず孝支に連絡してしまったが、驚きながらも祝福してくれた。
初めての体験に胸を躍らせた。
そしてバイト当日。
優しそうな谷口さんご夫婦に教わりながらチャーシューを切る。
料理は可もなく不可もなくという具合だが、チャーシューを切ることはあまりなく思わず手こずってしまう。
そんな私を見ながらもゆっくり慣れてってくれればいいよ。と優しく声をかけてくださった。
やっぱりここにして良かった。
改めてそう思った。
バイトを始めてしばらく経った。
だいぶ慣れてきた今日この頃。
店主の奥さんである幸子さんがバイト終わりに気にかけて声をかけてくれる。
「今更だけど８月いっぱい結構シフト入れちゃったけど大丈夫？高校生の夏休みなんて青春の真っ盛りじゃない。」
『んーでも、私部活入ってないですし、それにここにいるにはやりがいもあって楽しいです。』
そう笑顔で答えると幸子さんはありがとうと返事をした。
「Aちゃん、賄いの餃子できたよう！」
そう元気にいう孝明さん。二人とも明るくて優しい第二の両親のような方だ。
賄いをもらってお疲れ様でしたと一声言った後店を出た。
熱々の餃子を袋に入れ自転車にまたがる。バイト先は自転車で5分程度。
近くにして良かったと思う。
家に着いた後まだ熱い餃子とお母さんが作ってくれたご飯を食べる。
かなりの量だが、バイト終わりだとお腹が空いて案外ペロリといけちゃう。
やっぱり孝明さんのご飯は美味しい。賄いに釣られて入ったが期待どうりのおいしさ。
ご馳走様と言って食器を片付ける。
これがここ最近のルーティーンである。
最近孝支に会えてないことが少し寂しいが、部活で大変だろうからしょうがない。
８月下旬、もうすぐで夏休みが終わってしまう。
:
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハムエッグ(プロフ) - うぐっ･･････！コメントありがとうございます･･･！ (2023年1月17日 19時) (
レス) id: e9b251311b (このIDを非表示/違反報告)
ひーな(プロフ) - うぐっ……！夢主ちゃんイッケメン…！！！ (2023年1月9日 13時) (レス) @page24 id: e6a88033a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハムエッグ | 作成日時：2022年6月26日 18時
