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第八話 ニコの持病シリーズ ページ10

13舎13房の囚人、ニコは様々な病気を患っている。




ニコ「ゲホッ ゴホッ」




ロック「なんだぁ?風邪か?ニコ」




ニコ「ううん、ちょっとムセただけ
もう大丈夫」




ジューゴ「お前持病多く持ってんだから紛らわしいことすんなよ
うつるのやだからな




なんの病気かしらねぇけどさ」




ニコ「大丈夫だよ。 僕の病気って伝染っても身体に害はないからさ。
安心して」




ウノ「害がない病気ってなんだよ。 病気じゃないじゃん」




ジューゴ「つかニコの持ってる持病ってそもそもどんななの?」




ニコ「まだ僕も全部知ってるわけじゃないんだけどね




たしかこの時期だと」




そう言ってニコがジューゴの肩に手を置くと




も"っ




ジューゴ「ぎゃあああああああああ」




ウノ・ロック「ぎゃあああああああああああああああああ」




ジューゴの髪の毛が一瞬にして異常な程伸びまくっていた。




ジューゴ「なななななんだこれぇ!? 髪があああ!!」




ウノ「毛が、毛がのびてる!?」




ロック「すげぇ!! まだのびてんぞ!!」




ニコ「この時期になるとこれが強く発病するんだよね




髪の毛が異常な程のびる病。
切っても切ってもすぐのびちゃって」




ジューゴ・ウノ「それ病気なの!?」




未だなお治まらず伸び続けるジューゴの髪の毛。




ウノ「つーか、ぶふっ
ジューゴまじでウケんだけど…」




ジューゴ「ウノてめぇ! 笑ってんじゃねぇぞ!!」




キレてウノの胸倉を掴んだジューゴ。




ニコ「あ! ダメだよ! 触っちゃ…




それうつるから……」




ジューゴ・ウノ「え」




するとウノの髪の毛までもがジューゴの様に急に異常な程伸びだした。




ウノ「どぅわああああ!! 俺の髪があああ!!
超キューティクルがぁあ!!」




ジューゴ「ぎゃははははははははははははざまぁwwww」




ジューゴ「つーかこれ治んねーの!?」




ニコ「わかんないけどそのうち治ると思うよ」




ウノ「そのうちっていつだよ! あとこれどこまでのびんの!?」




ロック「うわああああ! こっちくんなああ!!」




バァン!!




『うるさいですよ!! 何騒いでんですかあなた達!!』




13舎の見回りをしていたAが騒がしかった13房に来て見てみると中には巨大な毛玉が3つあった。




『こちら13舎担当双六。 只今13房にて未確認生物を発見 直ちに捕獲を願います』




「やめてーー!!」イヤァァァァ

第九話 副主任現る!!→←第七話 食堂の番犬



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作品ジャンル:恋愛
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作者名:黒月 | 作成日時:2018年8月28日 23時

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