第20話 収容理由大暴露(後編) ページ33
収容理由大暴露(後編)ウノ・ジューゴ編......の前に
場所変わって、13舎面会室にてハジメの弟でAの義弟の双六仁志が面会室に来ていた。
仁志「えーーーー!! お兄ちゃんに会えないんですかぁ!?」
ハジメの弟・Aの義弟
星太郎「はい...本日主任は看守長へのご報告に行っているので、面会時間内には戻られないかと思います」
仁志「お兄ちゃん昨日そんなこと言ってなかったよ〜。 じゃぁ義姉ちゃんは?」
星太郎「Aさんも他の房の見回りで今いないんですよ。 主任達もきっと忙しかったんですよ」
ガチャ
ジューゴ「あれ? 仁じゃん、どーしたの?」
仁志「あ! 15番君こんにちわー」
星太郎「わ゛ぁーー!! 15番君また勝手に抜け出してきたの!?」
星太郎がぐずる仁志を慰めているところにまた何時ものように脱獄してきたジューゴが13舎の面会室に入ってきた。
そんなジューゴを連れ戻そうとする星太郎に待ったをかける仁志。
星太郎「も〜勘弁してよぉ、怒られるの僕なんだからね! ホラ、帰るよ!」
仁志「あ! 星太郎さん待って!
せっかくだから僕15番君とお話したいです。 お兄ちゃんとお義姉ちゃんのお仕事とか。
面会ならいいでしょ?」
星太郎「う、うーん...、面会ってことなら...。 仕方ないか...。
後で面会手続きしてくださいね」
仁志「はーい」
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仁志「15番君ってすごいんだね〜。
いつもどうやって牢屋から出てきてるの? コツとかあるの?」
ジューゴ「別にねーよ。 出ようと思ったら出れるんだ」
仁志「へぇ〜、なんだか魔法みたいだね」
ジューゴ「そんなメルヘンなもんじゃねぇよ」
仁志とジューゴが脱獄についての話をしている間、看守長室では13房の囚人についての報告を未だ行っていた。
〃 収容理由大暴露(後編)ウノ・ジューゴ編→←〃 収容理由大暴露(前編)ロック編
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作者名:黒月 | 作成日時:2018年8月28日 23時