第18話 看守長現る!! ページ27
ある日、ハジメは南波刑務所看守長に呼ばれていた。
ｺﾝｺﾝ
？「入れ」
ハジメ「失礼します。 お呼びでしょうか、看守長」
ハジメが看守長に許しを貰い室内に入ると、看守長と思われる人物の隣に一人の看守とその前に複数の看守が控えていた。
看守長「十三舎主任看守部長 双六 一。
君からの報告が聞きたい」
南波刑務所看守長
ハジメ「報告書に全て記載されているかと思いますが、目は通されていなかったということですか？」
百式看守長からの問にそう答えるハジメに真っ先に意見した者がいた。
猿門「オイ、ハジメ!! てめぇ誰に向かって口聞いてやがる!!
看守長が報告しろと言っているんだ！ 命令に従え!!」
南波刑務所
第五舎担当主任看守部長
ハジメ「うるせぇんだよサル。 バナナでも食ってろ」
猿門「るせーーー!! サルって言うなゴリラハゲ!!」
ハジメから猿と言われそれに対してキーキー文句を言いながら”ゴリラ”と言ってしまいハジメから首元をホールドで絞められる猿門。
ハジメ「誰がゴリラハゲだって？ん？もっぺん言ってみ？ 折るぞ」
猿門「ぎゃひいぃい！ 苦しいぃいいい!!」
看守長「や、やめんかお前たち!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
看守長「ゴホン、では本題に戻る。
私はただ確認したいのだ、君の口から十三舎の様子を。
何せあそこには例の4人が収容されているからな。
報告書よりもより詳しく聞きたいのだよ。 本当に問題はなかったのかと。
私は君の能力を認めているからこそあの十三舎を任せているんだ。
だからこそ、君に限って囚人の脱獄行為を許しているわけないと、直接報告してほしい」
それに対してハジメはただ一言
ハジメ「はい、一切問題はありません」
と、答えた。
看守長「そうか、ならいい。
では次だ」
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作者名：黒月 | 作成日時：2018年8月28日 23時
