〃 だからてめぇは餓鬼なんだ ページ26
ハジメ「とりあえず図書室か何かに連れて行ったってことで報告書には書いておくか...」
『この手がいつまで通じるのでしょうか...』
星太郎が13房の確認のため喫煙所から出ていってから、ハジメとAは脱獄したジューゴの言い訳を報告書に書いていた。
ハジメ「まったくお前は...、少しは俺の立場も考えろっつうの...」
ジューゴ「看守の立場ってことか?」
ハジメ「まぁてめぇらには関係ねーよな、俺の立場なんてよ。 減給になろうが降格になろうが
クビになろうがな」
『........』
ジューゴ「別にバレたらバレたでいいんじゃね?」
ハジメ「な!! お前他人事だと思って言ってんな!」
ジューゴ「だってさ、俺が勝手に脱獄してんだからハジメが責任とる必要ないじゃん。
全部
『...子供が仕事をナメてはいけませんよ。 いいからおとなしく捕まっててください』
ジューゴ「?
まぁそんなこと言われても外しちゃうけどね」
それでも手錠でも何でも外して逃げてしまうのが囚人番号15番という男である。
ハジメ「外すな!! つか毎回思うがどうやって外してんだお前!!」
『ハァ...』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
看守「看守長、刑務官会議お疲れ様でございます!!
看守長「報告を」
はっ」
看守「本日も
看守長「そうか、
しかし念には念をだ。 各担当主任の報告を聞こう。
明日、十三舎主任看守『双六 一』を看守長室に呼べ」
第18話 看守長現る!!→←第17話 だからてめぇは餓鬼なんだ
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作者名:黒月 | 作成日時:2018年8月28日 23時