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吉岡「なんだよ西島、 Aの事狙ってんの？ 意外だなぁ笑」
強がっちゃって。引きつった笑顔を見せて俺の肩に腕を回す。
「なぁに？くれるの？笑」
グッと近づいた顔に目を逸らさず、ちょっと本気の眼差しを向けたら急に吉岡が俺から離れた。
吉岡「やらねぇよバーカ笑」
威嚇する様に俺を見て、少し先を歩いて行った吉岡に続いて
長谷川「西島なんかに渡したらA、すぐ喰われちまうからな笑 やれねーなぁ笑」
と長谷川が間に入ると
吉岡「そーゆーことっ！わかったか？西島。」
振り返りながらさっきとは違う、友達としてのいつもの顔で俺に笑いかけた。
鈍感な長谷川に救われて会話はここで終わり、授業が終わるまでは何事も無く時間は流れた。
終業後、いつもの様に適当なメンバーと帰り支度を終えて教室を出ると慌てた様子の松川と軽くぶつかった。
松川「あーっ、ゴメンっ！大丈夫だった？」
ぶつかったところを心配してさすってくれながら申し訳なさそうに俺を見る。
「大丈夫！なんとも無いよ。慌ててどーしたの？」
松川「Aと帰る約束してるのに、部室にラケット置きっ放しだったの思い出してさぁ！取りに行かないと朝練のとき困るから…ほら、朝イチ部室開かないから。」
早口でそう話すと、ゴメンね！と手を合わせて小走りで行ってしまった。
校舎を出ると部活が休みなこともあって校庭は沢山の生徒たちが溢れていた。
ケン「かえろーぜー。腹減ったからマック寄ってかねぇ？」
いつもの様にケンとカイトに誘われる。
「んー…っと、悪りぃ！今日、先約がある！またでいい？」
カイト「そーなの？んじゃまたな！」
こうして2人と別れて、校門と逆の方向へ歩き出す。
ほんとは先約なんてなかった。次はいつ会えるかわからないから、なんだか会っておきたくて咄嗟に適当な嘘をついたのだった。
松川「あれ？西島？どこ行くの？」
直後に息を切らして走る松川に背後から声を掛けられた。
「松川こそ部室行くんじゃないの？どこ行くの？」
松川「カギが無くて、顧問探してんだけど全然捕まんないの！まだAにも会えてないし…」
「一緒に探そうか？」
手間が省けた！
松川「いいの？予定ないの？」
「大丈夫！好都合笑」
松川「？？」
怪訝な顔をした松川をよそに先を急いだ。
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nikiki(プロフ) - あっ、見えない原因が多分分かりました笑 ありがとうございます (2020年4月26日 15時) (
レス) id: f8ae1d9c82 (このIDを非表示/違反報告)
Ika2424(プロフ) - nikikiさん» コメントのお返事遅くなり申し訳ありません泣 3なのですがフラグが立ってしまいまして１８歳未満は観覧出来なくなってしまいました…折角読んで頂いているのに申し訳ない次第です！18歳以上で御座いましたらそのままご覧頂けるかと思います(o^^o) (2020年4月26日 2時) (レス) id: 97f9b005f0 (このIDを非表示/違反報告)
nikiki(プロフ) - 失礼ですが、どこで3を読めるですか？続きすごく気になります！ありがとうございます。 (2020年4月25日 5時) (レス) id: f8ae1d9c82 (このIDを非表示/違反報告)
nikiki(プロフ) - 初めまして、ストーリー見つけてハマっちゃって一気1と2も読みました。2人の恋、大人になって生活環境変わっても変わらずで居るのに、互いに届けてなくてこっちまで胸ギュッて悲しくなりました。素敵なストーリーありがとうございます。 (2020年4月25日 5時) (レス) id: f8ae1d9c82 (このIDを非表示/違反報告)
Ika2424(プロフ) - てんさん» こんなノロノロ更新に飽きずに見て下さってありがとうございます！何だか手違いで書いたものが消えたりとトラブってました汗）恋って楽しいけど苦しいですよね。2人がどんな選択をするのかたのしみにしていて下さい（^人^） (2019年7月1日 0時) (レス) id: 832d371e00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ika2424 | 作成日時：2019年4月7日 8時
