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呆気にとられ、何も言い返せない店長に二度目の
「お疲れ様でした〜。」
を告げて、私は店を後にした。
流石に悪気が無いわけではないけれど、それよりも奈緒の待つ合コン場所に早く行きた行きたい気持ちが遥かに優っていた。
結局、奈緒達の元に着いたのは夜9時を少し過ぎた位で、みんないい感じに出来上がった後だった。
奈緒「A〜遅いーっ！」
今日も女子力全開の彼女は、ばっちりメイクと男ウケのみを狙ったコーディネートで、おそらくターゲットであろう男に軽くもたれ掛かりながら私を出迎えてくれた。
あと2人の女子メンバーも私の到着を喜んで迎えた。奈緒と同じ職場の同期のサオリと、お気に入りだという後輩のマイコだ。
最近はもっぱらこのメンバーで遊んでいた。気心が知れている…のではなく、何も考えずに遊べる気軽さが私達4人を離れさせなくしているのだろう。
サオリ「A！こっち座りなよ！」
手招きされて、彼女の隣に座ったと同時に、手慣れた感じで軽く自己紹介をする。
「Aでーす。年は24才でー、ショップ店員してまーす！」
そう言いながらすかさず男性陣のチェックをする。
「まあまあだな。」
サオリにしか聞こえない声で呟くと、
サオリ「当たりだね、今日は。」
サオリがそう返した。
彼らの職業はバラバラで、美容師から一流企業勤めまでバラエティに富んだメンツだったのもあり、会話が途切れる事もなく終始楽しく時間が過ぎた。
奈緒「まだ帰りたくなぁーい！二軒目いこーよー！」
さっきの店を出てこれからどうしようかとダラダラ話しをしていると奈緒がそう言ってお気に入り君の腕を掴んだ。
一流企業勤めの彼は満更でもなさそうに奈緒を見つめて笑っていた。
私は同じ職種のカズくんという子と意気投合してあれからずっと話をしていた。
カズ「このまま2人で抜けよ？ダメ？」
小声で囁かれる。それを見逃さない奈緒は私に合図を送る。消えてオッケーの合図だ。
サオリとマイコもそれぞれにお気に入りとくっ付いていて、流れでそのまま各自解散を始めた。
カズ「なんかみんなそれぞれ丸く収まったんじゃない？笑」
馴れ馴れしく私の腰を抱いてカズくんは笑った。
「ホント！こんな事滅多にないよね！」
私もそれに応えるように笑顔を彼に向けた。
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Ika2424(プロフ) - てんさん» コメントありがとうございます！2の方ですよね？まだ一話もかけていない状態でして(TT)一話書き終わり次第すぐに全体公開致しますので今しばらくお待ちください(>_<) (2019年4月7日 15時) (
レス) id: 832d371e00 (このIDを非表示/違反報告)
てん - いつも楽しみにしています。恋愛写真のパスワードってどうすればいんですか？ (2019年4月7日 13時) (レス) id: 3758975c70 (このIDを非表示/違反報告)
Ika2424(プロフ) - ふみさん» 心をチクチク刺激する展開ですが、ワクワクしてもらえたらこれ幸いです笑 恋って…難しいですねぇ〜。 (2019年3月23日 23時) (レス) id: 832d371e00 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 心が痛くなるねぇ……この展開。少なからず恋心があったんだろうに…… (2019年3月23日 21時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
Ika2424(プロフ) - 楽しみコメント嬉しい限りですーっ(o^^o)コツコツ進めますっ☆ (2019年3月23日 18時) (レス) id: 832d371e00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ika2424 | 作成日時：2019年3月3日 0時
