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美月side
酔いはすっかり冷めて、気が付けば西島さんと仕事仲間という関係だけでは無くなった自分が信じられずに時間ばかり経過する。
実感は何も無いし、これで良かったのかもわからない。
好きになってはいけない人を好きになったと認識してしまった今、
「どうしよう、今頃になって怖くなってきた…」
彼が帰った部屋で1人、暖房がしっかりきいた部屋なのに寒くて仕方がない。
今まで、自分が好きになった人とは一度も付き合ったことがない。
誰かに付き合ってくれと言われて、付き合ってきた。
そして、別れようと言われて別れてきた。
私の意思はいつも無い。
心踊る恋愛の始まりも終わりも経験した事はないから
今の状況は未知だ…
近くのドレッサーの鏡にうつる自分に目をやる
ボサボサの髪にすっぴんで眉毛もろくにない酷い顔。
「西島さん、絶対酔っ払って目がおかしかったんだよね…？」
明日会ったら忘れてるかもな。と、良いように解釈してもう一度眠りについた。
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ピピピピ……
朝、携帯のアラームで目を覚ます
「ぜんっぜん寝足りない…」
結局明け方4時くらいまで眠れなかった。
帰りの新幹線に遅れないよう早めに帰り支度を済ませ、ロビーに降りると神谷さんが手を振っていた。
神谷「田中ちゃーん！おはよー！」
「おはようございます！朝から元気ですね笑」
神谷「あの後死んだように眠り続けたからね笑 しっかり回復よ！田中ちゃん、あの後すぐ寝なかったの？？顔がしんでる笑」
昨夜2人でホテルに戻り、手を振って別れた後あんな事があったなんて死んでも言えまい…
「悪い夢を見て、眠れなくなったんだよ…」
そういうと、何！何！どんな夢？！と大はしゃぎで詰め寄る神谷さん…。下手な嘘はつくもんじゃないな…とおもっていると
『俺も聞きたい！その悪い夢！笑』
そう言って後ろからガバッと首にまとわりつかれた。
「ちょ！に、西島さん！？」
明らかな私の動揺をよそに、神谷さんと西島さんは2人で笑っている。
他のスタッフも、気にする人は誰もおらず、
スタッフ「こないだまで新人の鈴木君がお気に入りで、何処行く時も鈴木！鈴木！言ってたのに、次は田中さんが標的か笑」
と呆れた顔で笑っていた…
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Ika2424(プロフ) - あきさん» コメントとても嬉しいです！そして最後まで読んで頂けたなんて、更に嬉しいです！！ありがとうございます(*^o^*)また新しい作品を書く励みになりました！感謝です！ (2019年3月3日 22時) (
レス) id: 832d371e00 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 今日あれから全部読ませていただきました。ああこの名前じゃなかったらダメだと思いました。言葉の表現が好きでした。 (2019年3月3日 22時) (レス) id: 14702f8eae (このIDを非表示/違反報告)
Ika2424(プロフ) - あきさん» コメントありがとうございます☆お名前変換ですが、こちらの話と登場人物の名前を少しリンクさせて作ってありますのでこのままご覧頂けたらと思います！次作は変換出来るものをと思っております！ご希望に添えず申し訳ありません！！ (2019年3月3日 19時) (レス) id: 832d371e00 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 名前変えれるようにしてください (2019年3月3日 16時) (レス) id: 14702f8eae (このIDを非表示/違反報告)
Ika2424(プロフ) - ゆりかさん» ありがとうございます！私の妄想にお付き合い頂き感謝で一杯です！完結まで頑張りますね(o^^o) (2018年11月30日 0時) (レス) id: 7d78c78304 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ika2424 | 作成日時：2018年11月10日 1時
