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美月side
今日は珍しく、土曜日にオフ。
3日後に西島さん達との打ち合わせが入っていた為、彼に合うメイク道具を仕入れるべく朝一から街に出て来ていた。
土日休みの圭には、久しぶりにゆっくり昼間から会えるよと前日に連絡をしておいてあった。
買い出しが済んだらまた連絡を入れる予定になっていて、昼には圭と合流してずっとふたりが見たかった映画にいくつもりでいた。
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大体の買い物が済んで、圭に電話をする。
「もしもし？もう済んだから大丈夫だよ！」
そういいながら電話口に耳を済ませてみると、ざわざわと雑音が響いていて
圭『待ちきれなくてもう外に出てきてるんだ。』
と、嬉しさが滲み出た声で話す。
近くにいることがわかって、電話しながら早歩きでお互いの場所を目指す。
あっ！と手を振り、笑いかける圭が見えた。
…今日もいつもの見慣れた同じ服…
オシャレに無頓着な彼はいつものヨレたデニムに毛玉のついたベージュのニット姿。
仕事の時はスーツの彼が、週末見せるプライベート感満載の私服姿はいつだって私の盛り上がった気持ちを幾分か冷めさせた。
圭「近くにいて良かったよ！昼には用事が済むって言ってたからさ。せっかくの時間、無駄にしたくないでしょ？？」
穏やかに優しく笑う彼に、さっき抱いた感情を申し訳なく思って、気持ちを切り替える。
「うん、いつもありがとう！お昼どうしよっか？」
そう返事しながら彼の手を取り歩き出した。
この間ウインドウショッピング中に一目惚れして買った、大ぶりのストーンのピアスをつけた自分がショーウィンドウに映る。
やっぱりこのピアス、奮発して買って正解だったな！
お気に入りの物を身につけているだけで気分が上がる。
…隣を歩く彼に褒めてもらえたら、さらにその気持ちは何倍にもなるのだろうけど…
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彼のリクエストのうどん屋さんに入り、注文した物を待ちながら暫し会話を楽しむ。
圭「そういえば、アーティストさんに専属の仕事頼まれたって？すごいじゃん！順調なんだねぇ〜。」
「そうなんだ、珍しく男性なんだけどねー。」
芸能人に詳しくない彼は、私が今まで仕事を担当した人達を誰も知らない。
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今回担当する事になった西島さんも当然知ることは無いだろうと、名前は敢えて伝えてはなかった。
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Ika2424(プロフ) - あきさん» コメントとても嬉しいです！そして最後まで読んで頂けたなんて、更に嬉しいです！！ありがとうございます(*^o^*)また新しい作品を書く励みになりました！感謝です！ (2019年3月3日 22時) (
レス) id: 832d371e00 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 今日あれから全部読ませていただきました。ああこの名前じゃなかったらダメだと思いました。言葉の表現が好きでした。 (2019年3月3日 22時) (レス) id: 14702f8eae (このIDを非表示/違反報告)
Ika2424(プロフ) - あきさん» コメントありがとうございます☆お名前変換ですが、こちらの話と登場人物の名前を少しリンクさせて作ってありますのでこのままご覧頂けたらと思います！次作は変換出来るものをと思っております！ご希望に添えず申し訳ありません！！ (2019年3月3日 19時) (レス) id: 832d371e00 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 名前変えれるようにしてください (2019年3月3日 16時) (レス) id: 14702f8eae (このIDを非表示/違反報告)
Ika2424(プロフ) - ゆりかさん» ありがとうございます！私の妄想にお付き合い頂き感謝で一杯です！完結まで頑張りますね(o^^o) (2018年11月30日 0時) (レス) id: 7d78c78304 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ika2424 | 作成日時：2018年11月10日 1時
