息抜き俺得短編集2【アイ★チュウ】

あなたはずっと俺だけの【枢木睦月】＊ヤンデレ ページ8

だいぶえぐめです。描いてた漫画が没りそうなので……睦月くん視点です。

俺の彼女はとっても可愛い。いい言葉が思い浮かばないけど、俺の彼女は最高の彼女だと思う。

今日、Aは遊びにいってるみたい。前もって連絡がなかったから、少し不安だけど……でも、Aはいい子だから帰ってきたらちゃんと教えてくれるよね。今日の夜はシチューにしようかな、Aの好きな食べ物だから。俺は冷蔵庫にしまっておいた肉を使って、料理を始めた。

「ただいま〜」

遠くでAの声が聞こえる。帰ってきたんだ！

「おかえり！A！」
「ただいま、睦月くん。……あれ、今日はシチュー？」
「そうだよ！Aってシチュー好きだもんね。」

喜んでるAもとっても可愛い！えへへ、作った甲斐があったなぁ。……あ、そうだ。今日のこと聞かないと。

「それでさ、A？どこ、行ってたの？」
「え……？あ、ああ、遊びに行ってたんだ。」
「それは1人で？それとも誰かと？」
「さ、皐月くんとだよ！」
「皐月と？そっか。」

皐月、何か言ってたっけ？まあ今はいいか。Aがいるんだから、早くご飯作らないと。
それにしたってこの肉、なかなか煮えないなぁ。あんまり火をきつくしすぎてもいけないんだけどなぁ

結局焦げ付いたし、肉も上手く火が通らなかかった。肉が悪かったみたい。全部生ゴミに捨てた。

「ごめんね？もうちょっと時間かかっちゃうけど……」
「大丈夫だよ、まだ時間も早いし……」
「ありがとう、A。やっぱりAは優しいね。」

やっぱりちゃんとした肉を使わないとね。鍋を綺麗に洗って、冷蔵庫から牛肉を取り出した。


「ごめんね、遅くなっちゃった。」
「全然！睦月くんの料理大好きだからいくらでも待てるよ！」
「ふふ、ありがとう、A。」

美味しそうに俺の作った料理を食べてくれるAが大好き。可愛く笑うAも大好き。短所も含めて、Aに嫌いなところなんてひとつもない。これはきっと運命なんだね。俺は自然と口角が上がった。

「美味しいね。……ねぇ睦月くん、おかわりとかってある……？」
「あるよ！えへへ、いっぱい食べてくれて嬉しいなぁ。」

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