【SERVAMP】吸血鬼の眠り姫は怠惰の婚約者でした！ (ページ13)

今日:7 hit、昨日:1 hit、合計:84,783 hit

~第2幕~「愛してる」ページ13

クロ視点

「クロ……？」

は…？今確実に聞こえただろ
そう思って振り返ったら

クロ「A…？」

そんなはずはない…
けど少し期待している

A「やっぱりクロなんだね…？」

クロ「………！！！」

オレはとっさにAに抱きついた
Aの体は冷えていてすごく冷たかった
それにしても…………
まさか、本当にキスで目覚めるとは思ってもみなかった

クロ「A………！やっぱりAなんだよな？」

安心と喜びが交じってAの名前を呼ぶ

A「うん…そうだよクロ、私だよ…………今まで一人にしてごめんね」

クロ「は………？」

オレは分からなかった。だって急に謝られて分からないのは当たり前だろ？

A「だって私がいない間にたくさん辛い事があったでしょ？」

オレは黙って聞いてることしかできなかった………いや黙って聞いてる方がいいと思った

A「今まで一人にしてごめんね辛かったでしょ？でももう大丈夫………私がいるもの」

あぁ、何でそんなに嬉しい事を言うんだよ…それにオレだって＿＿＿

クロ「オレの方こそ…謝らなきゃなんねーだろ…………」

A「え……？」

だってよ……

クロ「オレがあの時に手を離さなかったら、お前はこんなことにならなかったのに………！！」

そういったら何故か一粒の涙がでてきたんだ

クロ「オレが…俺があの時に離さなければ良かった………ごめん、ごめんなさい」

そう言って子供のように泣きじゃくって、抱き締める力を強くした

A「クロ…謝らなくてもいいよ大丈夫、私はクロが大好きだよ
愛してる、じゃなきゃこんなに泣かないよ………っ」

そうAは言いながら抱き締める力が強くなった

あぁ…こんな風に言われたら理性ってもんがもたねぇよ………

－－－－－－－－
ふぁーーーーー(´р`)←
星くだせぇ…そしたら更新速度上がるよ((