闇の中 ページ19
わたしたちは、闇の中を進んでいった。
視覚なんてなんの頼りにもならないから、声に耳を研ぎ澄まして、手を繋いで歩いた。
『もうすぐよ』
Aが言ったあとすぐ、闇の中を抜けた。
そこは、紫色の霧がかかった、夜の街だった。
｢こんなところがあったのか、妖魔界の資料にはのっていなかった｣
『そうね、ここは、何千年に一度、◆●◆■◆●■が復活したときにだけ開かれる世界...』
とうして、そんなにAは、この世界に詳しいの、そう思ったけど、なんだか言ってはいけないような気がして、口をつぐんだ。
｢こんなところがあったのか〜。知らなかったな｣
なんて呑気にアキノリは回りを見ていた。
｢ねぇ、大王はどこにいるの？｣
トウマに言われて気づいた。
そういえば、大王がいない。
｢あ、あれ！｣
アキノリが腰を抜かして指差した先には、
｢......｣
血に染まったような赤い目をして、禍々しいオーラの大王がいた。
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わたあめ(プロフ) - アインツバルさん» ありがとうございます！！！ (2019年4月6日 14時) (
レス) id: fb6d080f24 (このIDを非表示/違反報告)
アインツバル - おおキタコレ。((唐突)) 応援してます！！ (2019年4月6日 8時) (レス) id: db0b681609 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ(プロフ) - 苺パフェさん» ありがとうございます！励みになります！がんばります〜！ (2019年2月12日 20時) (レス) id: fb6d080f24 (このIDを非表示/違反報告)
苺パフェ - いつもこの作品をみさせてもらってます！更新頑張ってください！！ (2019年2月12日 17時) (レス) id: 2d4f71acf5 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ(プロフ) - 殺戮アリスさん» 教えていただきありがとうございます。訂正しました。気を付けます！ (2019年1月29日 22時) (レス) id: fb6d080f24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わたあめ | 作成日時：2019年1月29日 20時
