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明かりをつけましょ F7 ページ26

見透かされての続きです








彼女に別れを告げられ1ヶ月が経とうとした





俺は後悔の波に飲まれ浮気相手の女性と別れた






別れて初めて気づいた彼女が大切な存在であること







あの日別れ際彼女の首元にはつけた覚えのない紅い印があった






彼女も不貞を働いてたのは事実だが、あの日彼女は俺の言葉が全て嘘に聞こえると言った




だから彼女は俺じゃない別の誰かを求めた…







札幌の冬はとても寒い





いつだかここの通りを手を繋いでバレるかな、バレないかなと言いながら歩いた







最近家に居ても彼女との出来事を思い出すし、外に出てもこんな風に思い出してしまう






もう今更思い返したって遅い








けどまた君に出逢えるなら今度こそは嘘をつかないで君と向き合いたい







考え込んでいるうちにいつの間にかマンションまで来ていて、エレベーターに乗り込んだ









エレベーターを降りた後なぜだか部屋に着くまでの足取りが重く嫌々ながら鍵を開けた









ドアを開けてすぐ目に入った女性物の靴









もしかしてと思い俺は急いで靴を脱いでリビングに早足で向かった









「A…」









やっぱ君がいた









『遥輝くん…本当にごめんなさい』





彼女は泣きながらそう言った







電気もつけずに君は俺を想いずっと泣いていたのか








電気をつけようとすると







『まってつけないで…こんな顔見られたくない』









「わかった」




『まずは遥輝くん勝手に家来ちゃってごめんなさいどうしても最後に伝えたいことがあって』







「俺もなずっと伝えたいことがあった」









『あのね私最低な事してたの、遥輝くんにあんな事言っておいて自分も浮気してた。遥輝くんと別れてから遥輝くんと過ごしてきた何気ないやり取りとか、遥輝くんの温もりがね恋しくて私やっぱり好きなんだって思った。本当別れてから気づくって最低だよね』






「俺だってそうやった。毎日後悔ばっかして家居ても外出てもAのことばっか思い出して、その度なんで俺あんな事したんだろって毎回後悔すんねん。なあAもう一度やり直さん?今度は絶対に寂しい想いなんてさせんもう二度と裏切らない」







『本当に私なんかでいいの』








「もうAじゃなきゃ嫌やねん」






『大好き』




部屋の電気をつけると君は笑顔で微笑みながら俺に愛を伝えた









fin.

どんな貴方でも好き F2 *リクエスト→←妹ちゃん L10



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設定タグ:プロ野球 , 北海道日本ハムファイターズ , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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さや - 暁月さん» こんにちは! カッコイイ杉谷さんのお話をありがとうございました(^^) (2020年3月12日 15時) (レス) id: e1494134c3 (このIDを非表示/違反報告)
暁月(プロフ) - さやさん» お返事遅くなり申し訳ございません。かしこまりました早めにリクエストのお話書かせて頂きます! (2018年12月11日 13時) (レス) id: 804f694371 (このIDを非表示/違反報告)
さや - 初めまして。楽しく読ませて貰っています。日ハムでは、杉谷拳士さんが好きです。三枚目な彼もいいですが、二枚目な感じでお願いしますm(__)m (2018年11月11日 20時) (レス) id: e1494134c3 (このIDを非表示/違反報告)
暁月(プロフ) - s.さん» リクエストありがとうございます続き書かせて頂きました◎ (2018年10月29日 2時) (レス) id: 804f694371 (このIDを非表示/違反報告)
s. - 西川さんのお話の続きみたいです〜。最後はまた結ばれてほしいです(;_;) (2018年10月23日 22時) (レス) id: 8d281cf788 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:暁月 | 作成日時:2016年11月15日 15時

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