生意気な後輩に恋をしてしまった… (ページ34)

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○ ページ34

みんなどこだろう？

ふっかと手を繋いでいたのにみんなとはぐれてしまいました。
しかも急いで家を出たせいでスマホを置いてきてしまって連絡が取れない。

私はみんなと合流するために会場を行き来した。

私は疲れたから休憩所に行ってベンチに腰掛けた。

貴「冷た！何！」

ぼ～としていたら冷たいものが頬に触れた。

なんだと思って後ろを向くと私の反応を笑ってる翔太がいた。

渡「先輩発見！」

渡「深澤先輩と来てるんじゃなかったけ？」

そう問いながら翔太は私の隣に腰掛ける

貴「はぐれちゃたの」

貴「そういう翔太だって一人じゃん」

渡「俺も舘さんとはぐれた。」

渡「そんなことよりかき氷奢って！約束したよね会ったら奢るって」

貴「仕方ないな優しい先輩が奢って…」

渡「先輩遅い！」

貴「無視するな！」

私たちは一番近くにあったかき氷屋でかき氷を買った。

そしたら近くに私が一緒に来ていた友達がいた。

貴「ふっかたち見つけたから行くね」

ふっかたちのほうに行こうとしても動けない。だって翔太が私の腕を掴んでいるから。

渡「ダメ。行かないで」

渡「最後まで俺といて」

渡「一緒に花火見よ」

急に上目使いでお願いしてくる翔太

反則だよそれは

ほおっておけないじゃん

貴「翔太が良いなら良いよ」