【ワンピース】あの、俺、脇役キャラなんですけど (ページ33)

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ア『さあさあ！海皇戦もいよいよ半ばになります！Aブロック準々決勝！選手の入場です！』

そんなに期待上げないでよ

『赤コーナー、今やその人を知らぬ者無し！過去海軍の戦いにおいて最高最大の戦争であった頂上戦争！その戦争で命を救った数約2000人！これを英雄と言わずなんといいましょうか！数多の強者を下し今ここの舞台に立っています！ジャック・A曹長です！』

ワァァァァァァァァァ

うるせーなー
そんなに過大評価しないでくれよ
負けたときの落胆ぶりすごいことに・・・

『青コーナー、天竜人、この世の最高権力者であり世界政府を作った王達の末裔。そしてその天竜人を警護するのがサイファーポールCP-0！一人一人が王下七武海に匹敵するといわれ、その彼らをまとめるのが彼！世界政府最高戦力！ロブ・ルッチ氏です！』

染み一つない純白のスーツを着て、現れた彼は不気味な笑みを浮かべながら

ル「この時を待っていたぞ。あの時お前に敗れた時からずっとな！」

『根にもつ男はモテないぞ』

審「それではAブロック準々決勝を始めます！それでは始め！」

開始の合図とともにルッチは豹に変化し攻撃を仕掛ける

ル「嵐脚！」

無数の斬撃は嵐の如くふきあれる
それをことごとくAは避け

ル「ちょこまかと、剃！」

ルッチはAの背後に移動し

ル「指銃！」

『ほいっ、はぁ！』ﾊﾟｼｯ

ルッチの指銃を指で挟み、回し蹴り

ル「鉄塊！」

けぇ～、かってぇ～鉄かよ

ル「指銃・斑！」

ルッチは指銃の連撃でAを追い詰めようとするもことごとく避けられる

ル「なら！」

『えっ！？ちょっ』

尻尾をAに巻き付け

ル「六式奥義

六王銃！！」

『っ！！ガハッ！！』

腹部に衝撃波がはしり吹き飛ばされる

ル「ハァハァ、とどめだ！！嵐脚・乱！！」

ドドドドドドドドドドド

無数の嵐脚がAを直撃

審「勝者、」

『勝手に終わらすな』

ル「何っ！？」

そこには満身創痍状態のAが立っていた

『蒸発』

その瞬間会場が霧に包まれる

ル「何だこれは！！」

『黒潮！』

何処からともなく三方向から水のスクリューが発生しルッチを襲う

ル「剃！」

辛うじて避けたが

『おりゃっ！！』

ル「グッ」

武装色の覇気でかためた拳で殴られ、膝をついた

ル「何故"全方向"から」