【ワンピース】あの、俺、脇役キャラなんですけど (ページ30)

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ドンッドンッ

花火の音が響く

セ「これより、海軍主催第33回海皇戦を始める！」

今日は5年に一度の海皇戦
勝てば、世界最強の称号と副賞として5億ベリーが渡される
前回の優勝者はガープさんだ
今回の大会を制した者が前回優勝者と戦えるんだと
ちなみに俺は強制参加となっていた

ア『ではこれより、大会をスタートします。対戦表は一階の掲示板に張ってありますので、挑戦者の方々は確認をしてください。それでは第一回戦を始めます。ジャック・A曹長、クラーク少佐準備を』

おっとー、俺の出番か
負けない程度にあしらうか

雑「お前がジャック・Aかぁ、海軍の新たな英雄だとか言われてるが、どーせ、上に媚びでも売ったんだろ。お前と違って俺には純粋な強さがある！ガープ中将にも比肩をとらない。俺は海軍大将になる男だ！軽くあしらってやるよ」

長い
ただただ長い

審「それでは、試合を始めます。始め！」

なんとかさんは俺に突撃してくる
どうせ崩拳繰り出すふりして、回し蹴りだろ
んなの見え見えだわ
俺は腕を武装色で硬め

『覚悟はいいな(コソッ』

ドガァァァァァン

俺は奴の耳元でそう言い、顔面に一発
奴は壁に激突した
会場は静けさにつつまれる

審「勝者、A曹長！」

ワァァァァァァァァァ

会場がいきなりドッと沸き上がった

「え！何あの人強すぎね！？」

「相手の人を一撃で終わらせたぜ！」

「殴った時の音えぐない？」

「相手の顔めっちゃへこんでるじゃん」

会場は俺の称賛や相手への哀れみばかりだ
こりゃ、目立ちすぎたかな？

ガ「秒殺じゃったの」

赤「今度はわしらの番じゃな」

青「あー、だるいけど、やるしかないかー」

黄「A君、対戦するときはお手柔らかに頼むよぉ～」

よく言うよ
まぁそんな感じで自称最強の方々を倒していきましたよ？
そして

『来ちゃったよ、3回戦』

3回戦その相手は・・・

黄「あっしが相手ですかい～』

黄猿さんだ(泣き