【ワンピース】あの、俺、脇役キャラなんですけど (ページ23)

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CP-0
世界政府が所持してるなかで最強の戦力
ひとりひとりがかの王下七武海にも匹敵するといわれている

そんな怪物達が1人の男に苦戦している
そこらへんにでもいるただの曹長に

「「・・・」」ﾊｧﾊｧ

『ちょっとちょっともう疲れてるの？CP-0が聞いて呆れるね、なんなら明日から俺が一人で天竜人護衛しようか？』

ロ「調子に乗るな！」

現在立っているのはルッチただひとり
残りの５人は開始20秒で地面とお友達だ

ロ「剃！」

常人には見えなさそうだが、俺には歩いているようなノロさだ
そして、俺は後頭部を鷲掴みにし、地面に叩き付けながら縦横無尽に動き回った

『ねぇあんたホントに強いの？俺まだ全力だしてないんだけど』ｽﾞｶﾞｶﾞｶﾞ

セ「うわぁ、Aのやることえげつないな、でもわしもサイファーポールにはイラついてたからスッキリするのう」

ル「くっ、剃！指銃！」

『ん？』

ル「がぁぁぁぁ、うぅ」ｸﾞﾆｬﾘ

ルッチの指銃はAの頭を狙ったが、その指はグニャリと曲がった

『そろそろ、終わらせますかー』ｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗ

ポーチから鎖鎌を取り出し、分銅をルッチの足に結びつけた

ル「があ！」

それを引っ張り、こちらに引き寄せルッチの顔面を思いっきり殴った
ルッチは壁に激突したが、まだ立ってこようとする

ル「ぐ、まだまだ、だ」

突然ルッチが膝をついた

ル「なんだ、目が、体が」

『効くだろー、調合するのに手間取ったが、効き目は抜群だ』

ル「何をした」

『あんたの体見てみな』

ルッチの体には一本のクナイが刺さっていた

ル「いつの間に」

『あんたを殴ったときだよ』

あの時、こっそり刺しときましたー

『じゃ、気絶してもらおっか』

ル「まだまだ、俺はサイファーポールCP-0リーダーであり、世界政府最強戦力の、」

『はいはい、どーでもいいからー』ｶﾞﾂﾝ

俺はルッチの頭目掛けてかかと落としをし、クリーンヒット
ルッチはそのまま気絶してる
まぁあの様子じゃ、あと3日は起きないな

審「勝者・Aさん！」