26話 ページ27
荘園に戻ったあと､観戦もせず自室で過ごした。
"何も出来なかった"
その事実だけが私の胸を刺した。
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あれから数日経った。
1度もゲームに出ず､ロビーにさえ行けなくなった。
毎日､トレイシーやエミリー､ウィラ達が部屋に寄ってくれたけど､まだ立ち直れそうに無い。
トレイシー達の他に､"フクロウ"が窓の縁に立つようになった。
ｴﾐﾘｰ「A､体調はどう？」
A「本当にごめん｡大丈夫だよ｡」
エミリーは何も聞かずにいてくれた。
その優しさが心に染みる。
私は一体何をしているんだろう…そう思ってしまった。
ｴﾐﾘｰ「今日は､クラークさんがご飯を持って来てくれるみたいだから…
良かったら､相談してみてね。」
A「うん､分かった｡エミリー､ありがとう｡」
しばらくして､エミリーの言った通りイライがご飯を持って来た。
ｲﾗｲ「やあ。元気にしていたかい？」
A「…えと…」
上手く言葉が出ない。
「この前はごめん」とか「迷惑かけてごめん」とかもっと言うべきことがあるのに。
ｲﾗｲ「私は…いや、誰もこの前のゲームの事怒っていないよ。」
不意にそう言ってくるイライ。
心を読んできたのは不快だけど､彼なりの優しさ。
A「うん…そうだと思った｡みんな優しいから…」
ｲﾗｲ「それに、君の顔が早くみたいらしいしね｡
ふふ、昨日ナワーブがね─────。
イライはそれから沢山話をして励ましてもらった。
A「あの…ありがとう､イライ。
本当にごめん…なさい。
良かったら…今度､チェイスの練習付き合って貰えるか…？」
ｲﾗｲ「…ふふ。喜んで｡僕は君の笑った顔が好きだからね｡」
A「凄くキザなセリフはいたけど恥ずかしくないの？」
ｲﾗｲ「…AはＳなんだね、うんやっと分かった。」
そう言って微笑んでくれた。
彼が笑うと何故か胸が温かくなる。
エミリー達とは違う感覚で。
A「何故かイライと居ると落ち着く」
ｲﾗｲ「っ！」
A「まぁ…どうでもいいか」
ｲﾗｲ「どうでもいいって…ショックだなぁ。
ね、今からロビー行こうか､みんな待ってるよ」
A「うん｡ありがとう､イライ。」
───────
１回更新停止状態になっててすみません！
ちょっと諸事情がございました…
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時透 - イライくんー！！素敵です！！ (2020年5月12日 23時) (
レス) id: a6cdf6b895 (このIDを非表示/違反報告)
kororo - 貴方様の小説を読ませてもらっています。私も始めたばかりで雑魚なのですがフレンドになりたいです！なまえはリムル＝テトラですよろしくお願い致します (2020年4月1日 0時) (レス) id: c1d72b0987 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - 彩羽_Iroha.さん» 了解です。明日申請させていただきますね！ (2020年3月30日 1時) (レス) id: 8601a1371c (このIDを非表示/違反報告)
しー(プロフ) - いつも小説読ませていただいてます！！私も勝率28%ぐらいの雑魚ですがフレンドにぜひなりたいです、、、 (2020年3月29日 20時) (レス) id: 736a820159 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 小説読ませてもらっています！第5人格のフレンドになりたいのですがいいですか？ (2020年3月28日 11時) (レス) id: 88bb677069 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴 | 作成日時：2020年3月6日 21時
