＊ほろ酔い(傭兵) ページ10
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ふわ、とアルコールのいい香りが漂う大広間。
覗いてみれば、デミがお酒を調合していた。
｢あら、A。｣
｢Aも、アルコールの香りにつられて来ちゃったんでしょ。｣
｢ウィラ。フィオナも。｣
そこにはもう既に先客が何人かいて、みんなデミの調合する様子をまじまじと見学していた。(どう見てもおこぼれ目当ての人もいるけど…)
｢んー、どうかな。誰か飲んでみてくれる？｣
デミがそう言えば、はいはいはい！俺が！私が！と大騒ぎになる。
｢ホントは香りも吟味してもらいたいから、ウィラに頼みたいんだけど…｣と言うデミに対して、｢今晩は気分じゃないの。ごめんね｣と返すウィラ。
｢うーん…そうだなあ。じゃあ、ナワーブお願いできる？｣
｢…俺手あげてないんだけど｣
｢いいじゃんいちばん近くにいたんだからさー｣
突然の指名に少し焦ったような顔をしたナワーブくん。でも彼の性格上、きっと頼まれたら断れないだろう。
案の定、渋々デミからカクテルを受け取ると、そのままぐいっと飲み干した。
｢どう？｣
｢…ん。いーんじゃない｣
それだけ言うと、そのままふらふらーっと自分の部屋に戻ってしまう。
｢ちょっと、それだけ！？ちゃんと感想が聞きたいんだけど！｣と言うデミに、じゃあ今度は自分が！いやいや自分が！とまた賑わう広間。
…ナワーブくん、大丈夫かな。
｢おいA！俺達も飲ませてもらおうぜ！｣
｢あ…うん！｣
結局抜けるタイミングを見つけられず、なんだかんだで一時間くらいしてから試飲会はお開きになった。
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ルナ - 大丈夫ですよ！楽しみに待ってます(´∀`) (2019年2月12日 7時) (
レス) id: e1e7054308 (このIDを非表示/違反報告)
ななな(プロフ) - ルナさん» リクエストありがとうございます…！！亀更新なので遅くなってしまうかもしれませんが、ぜひ書かせてください！(*´∀`) (2019年2月11日 23時) (レス) id: 5843cfdf5e (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - リクエストで「いきなり後ろから抱きついて見た」書いてください() (2019年2月8日 6時) (レス) id: e1e7054308 (このIDを非表示/違反報告)
ななな(プロフ) - ヘルドクター鈴華@wrwrdさん» わああ！リクエストありがとうございます！！とっても嬉しいです…！(*´∀`)楽しく書かせていただきます！ (2019年1月27日 4時) (レス) id: 5843cfdf5e (このIDを非表示/違反報告)
ヘルドクター鈴華@wrwrd(プロフ) - ジョゼフさんで甘めのシチュエーション、リクエストしてもいいですか…？ (2019年1月27日 1時) (レス) id: e3633e411b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななな | 作成日時：2019年1月20日 19時
