【ツイステ】イデア・シュラウドは運が悪い。【イデ監】 (ページ9)

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挨拶ページ9

監督生氏はそれから、会ったら挨拶をしてくれた。

時間に余裕があるときには雑談までしたし、たまに面倒事に巻き込まれもしたけど。

『あっイデア先輩！おはようございます！』

『あ、お....おはよう』

拙者が挨拶を返すたび、監督生氏は何故か嬉しそうにしていた。

『イデア先輩！この課題いみふなんですけど！』

彼女はたまに課題を聞いてきたりした。

結局教える羽目になったけど、監督生氏は意外と飲み込みが遅かった。それをからかうといつもふてくされた。

監督生氏の隣にはいつも誰かがいたけど、監督生氏は気にすることなく話しかけてきたもんだから、困りものだった。

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そんな監督生氏に、今日は自分から挨拶してみようと思った。

思えば、いつも彼女の方から話しかけてきていた。

だから、頑張ってみてもいいかな、と思ったのだ。

監督生氏を探すため、一年生の廊下をタブレットで歩き回る。

もちろんいきなり生身で挨拶とかそんなハードル高いことはできなかったのだ。

監督生氏を探す事10分ほど、ようやくカメラが監督生氏を捉えた。

　
『さっきエース寝てたでしょ』

『はぁ？！寝てねーし！てかそれいうならグリムも寝てたじゃん』

『ふな"っ！？ね、寝てねーんだゾ！こ、コブン、今日はツナ缶食べたいんだゾ、ほんとに寝てないんだゾ...』

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「………」

エース、と言ったか。

監督生氏の友達が、監督生氏の肩に腕を回して話している。

ハ？？？？？？距離近すぎか？？！！距離感バグりすぎか？！？！！？

えなに、あの二人付き合ってんの？
それとも普段からあの距離感なの？
どっちにしろとんでもないが？？
てか男子校の紅一点と仲いいとか人生勝ち組すぎか？？！？！？

わりと監督生氏は誰に対しても、拙者含みフレンドリーでグイグイ来る。

でも、あの二人は付き合っていると言われても納得がいくような雰囲気だった。

つまりはお似合いだった。

監督生氏は友達(？)の話にクスクス笑った。
その笑顔を見たとき、胸がうずいた。