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日時が決まると、早かった。
イデアはオルトに「必要な機能」を新しく取り付けて用意を進めていた。私は普通に泊まりがけの荷物を用意していた。
……イデアが買ってくれたかわいい服。これが私の私服だ。
その間も仕事は続いていった。けれど、解決策の糸口が掴めたかもしれない安心で、ほんの少し前向きになれて。
……授業の補佐をしていると、目が合ったケイト・ダイヤモンドがウインクをして、私は一瞬だけ舌を出した。
「……少し元気になったようだね！」
移動中、声をかけてきたのは帽子に葉っぱをつけたルーク・ハントだ。とってやろうと背伸びすると、察したのか少し身をかがめてから「メルシー！」と笑った。
「キミの元気がないようで、私達もとても心配していたのだけれど。……なにかの良い事があったのかな？」
「……まあ、少しね」
「【自室の君】とは上手くやれてるのかい？彼が誰かと……それも女性とコミュニケーションを取る。……珍しくて、とても興味があるよ」
「ロア……？」
「イデアくんさ！」
ところで、肌荒れが酷いよ、と言って私に「ポムフィオーレの化粧水をどうぞ」と手に握らせて去っていく姿は、相変わらず落ち着きがない。
……やっぱり、イデアが誰かと一緒に行動を共にするのは珍しいんだな、と思いながら、私は少し先で待っているオルトに追いついて、並んで歩いた。
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リュウ(プロフ) - 明理さん» お読みいただきありがとうございます♪いまはもう6章情報が確定しているので完全捏造物語でしたが、楽しんでいただけていたなら何よりです！！こちらこそコメントありがとうございます、励みになりました…！ (2022年6月20日 0時) (
レス) id: 1756f4b157 (このIDを非表示/違反報告)
リュウ(プロフ) - リノさん» お返事遅くなりましたが、とても嬉しいお言葉をありがとうございます♪読んでいただけて、好きと言っていただけて、書いていてよかったって嬉しくなりました。またご縁ありましたらよろしくお願いします♪ (2022年6月20日 0時) (レス) @page48 id: 1756f4b157 (このIDを非表示/違反報告)
リュウ(プロフ) - 語彙力不足の通りすがりイデア推しさん» 大変お返事遅くなりましたが、とても嬉しいお言葉をありがとうございます…！6章前しか許されない妄想物語でしたが、こちらこそ本当に嬉しいお言葉をありがとうございます….！書いて、残しておいてよかったです☆*。 (2022年6月20日 0時) (レス) id: 1756f4b157 (このIDを非表示/違反報告)
明理(プロフ) - 幸せすぎて苦しい…もう好き…言葉が出てこない…ありがとうございます…！ (2022年6月15日 21時) (レス) @page48 id: 0be17a4bd3 (このIDを非表示/違反報告)
リノ(プロフ) - 素晴らしい作品です。こんな素敵な作品に出会うことができてとても嬉しく思っています……！！一言で表すと好きです。本当はこれだけじゃ言い足りないですけれど…… 素敵な作品をありがとうございます！！ (2021年12月27日 19時) (レス) @page48 id: 19366b94fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リュウ | 作成日時：2020年10月7日 3時
