いつもと違う君が見たい! 【短編集】

友達になろう？ 《ちびリス：ヘタレ》 ページ2

あなたはアーサーと同年代の女の子です。ちなみに、あなたも妖精が見えます。


「A〜 ぐすっ」

ギュッ

「あーしゃぁ？///」

お庭で日向ぼっこをしていたら、遊びに来ていたあーしゃぁがいきなり抱きついてきました。

「うぇぇっ…A…ヒクッ」

「どうちたの？痛いの？ こあいの？」

「ふぇぇんっ …あしょこに…白くておっきなおうましゃんがぁぁ…こあいよぉ…ぐすっ」

かれの指差す先を見ると…

「…あぁ。あーしゃぁ、あの子はあたしのお友達。ゆにこーんのピピだよ！」

「…おともだち？」

「うん！とってもやさしくていいこなの。だから、こあがらないで？」

そっとあーしゃぁの背中を撫でてあげる。

「…おれもおともだちになりたいな…」

「なれるよ！ ピピもきっとあーしゃぁとなかよしになりたがっているはず！」

そう言うとかれはあたしから離れて、あたしの手をぎゅっと握ってきた。


…もう。じぶんからあいさつできないなんて、へたれさんだなぁ。

あたしはあーしゃぁの手を引っ張って、ピピのところに向かう。

「ピピ、この子はあたしのお友達のあーしゃぁ。なかよくしてあげてね。」

地面におりたピピが、あたしたちをやさしい目でみてる。

「ほら、あーしゃぁ？」

「…う… はいめまして！おれ、あーしゃぁっていいましゅ。おともだちになってくあさい！」

涙目になりながらも、一生懸命に自己紹介するあーしゃぁ。


「A、おれがんばったよ！」

満面の笑みで、報告してくるかれ。かあいいなぁ、もう。

「ん、よくできました！」

あたしは、かれの頭を撫でてあげました。


そのあとは、3人で楽しく遊んだよ。



あーしゃぁ、少し成長したね！

たまには頼って？ 《フェリシアーノ：おかん》→←素直じゃない君 《アントーニョ：ツンデレ 》」

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