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☆9話☆ 地味な人 ページ11
出勤すると、オーナーに呼ばれたので、そちらに行くと、オーナーと女の子が1人。
第一印象は、地味な人、だった。
黒い眼鏡をかけ、落ち着いた色の服を身にまとっている。
オーナーの話を聞くと、その子が新人従業員であるらしかった。
どうやら、俺が教育係をするらしい。
可愛い子じゃないのか、ちょっとつまんないなぁ…なんてね。
「Aです、よろしくお願いします」
そう言って頭を下げる女の子。
真面目そうな子だな。
「俺は、リヒャルト。リッチって呼ばれてるから好きに呼んでくれていいよ。よろしく」
「では、リッチさんと呼ばせて頂きますね。よろしくお願いします」
いつものようにちゃっちゃと仲良くなっちゃって、とりあえず仕事を覚えてもらお。
なんて、軽く考えていた。
まさか、この地味な子が、
この出会いが、
俺の運命を変えるなんて思いもしていなかった。
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作者名:マリーAI | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Marie-HP/
作成日時:2019年4月22日 19時