6話 ページ9
フラグだった。
「いらっしゃいませー」
『』
席に着こうとすると、奥の席でカプチーノを優雅に飲んでいる美しい女性が。
男装の麗人、という言葉がぴったり当てはまるショートカットの…
言わずとも分かる、ヒナタさんがいた。
oh…まじか。美しすぎる。窓から射す光が後光に見える。
今すぐ手を合わせて拝みたいくらいです。
前世ではSっ気しかないと弟に評された私だったが、ヒナタさんには負けるだろうな…
ツン率99.9%のツンデレであるヒナタさんが精神世界でリムル様にデレたとこ…見たかったなぁ←
10秒ほどそんなことをヒナタさんを見ながら思っていると。
「…?」
待ってヒナタさんの首を傾げている仕草はダメージが大きすぎる。死んでまう。
キョトン、じゃねぇよ。ほんと待って。
ちょ待ってヒナタさんこっち来た。美しい。神々しい。てかLI◯Eやってr((殴
「貴女、さっきからこっち見てるような気がしてるけど…何なの?」
『あー、えっと…聖騎士さんかな、と思って…その、隊服がそうだったので』
「…そう。それで、貴女は?」
流石にここで本名を言ってはいけないよなぁ…
『…Aです。名字はありません…多分』
「多分?」
『はい。記憶がないので…ただ、前世は日本人でした』
「⁉…ちょっと貴女、こっち来てくれるかしら?」
待って待ってヒナタさんの手柔らかい。白い。死にそう。てか死ぬ
「リムル、邪魔するわよ」
「うわっ…ヒナタか」
リムル様だ…本物だ…この二人美しすぎる。
てか異世界人の中で名前呼びなのヒナタさんだけじゃん。何?萌え死にさせる気満々?いいぞもっとやれ。
「この子…Aは、貴方と同じ転生者らしいわよ」
「ぶふッ…冗談も大概にしてくださいますかヒナタさん」
「こんな冗談つくと思う?エイプリルフールはとっくに過ぎてるのよ」
ちなみにただいま目の前で行われている尊いやりとりは、『読書家』を使って脳内のファイルに保存中です。能力の無駄遣い?なんとでも言え。これを見逃したらリムヒナ推しの名が廃る。
「だよなぁ…ちょっと話したいから席外してくれるか?」
「はいはい、分かったわよ」
「…さて、少し話そうか…っと」
それは神之瞳(アルゴス)じゃないですか…てことはそろそろシンジくん達がこっちに来るのか。
「ソウエイ」
「はっ」
「こいつらとも話がしたい。連れてきてくれるか?」
「承知いたしました」
ソウエイさんイケメン過ぎて草。
90人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「転生したらスライムだった件」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Ashlee(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年4月18日 20時) (レス) @page26 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
白田黒(プロフ) - りぷさん» ありがとうございます!なろうも書籍もどれも好きなんですよね〜 (2019年12月13日 19時) (レス) id: b2cd999176 (このIDを非表示/違反報告)
りぷ - おもしろいよ、なろうからみてるから!がんばってください (2019年12月11日 22時) (レス) id: 6ead5c4ee9 (このIDを非表示/違反報告)
白田黒(プロフ) - ゆゆさん» ありがとうございまぁぁぁぁす。消さないでおきますね (2019年10月7日 19時) (レス) id: 8931ca5207 (このIDを非表示/違反報告)
白田黒(プロフ) - マイさん» 分かりました。消さずに取っておきますね。更新はかなり先になると思いますが… (2019年10月7日 19時) (レス) id: 8931ca5207 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:白田黒 | 作成日時:2019年8月5日 17時