鳥かごの少女と三刀流の剣士【ONE PIECE】 (ページ8)

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Story.5 ページ8

*
Aside

さっきから外が騒がしい。

誰か来たのか、と窓から下を覗く。

ﾙﾌｨ「うほー！！」

『…………！？』

すると、下から凄いスピードで誰かが登ってくる。

……いや、飛んでくる。

ﾙﾌｨ「あー、面白かったァ」

ｿﾞﾛ「ルフィ……お前、いつかぶった斬る……」

麦わら帽子を被った人と、刀を三本持った人が開いていた窓から部屋に入ってきた。

Aは突然の事に言葉を失った。

『……………』

ﾙﾌｨ「……ん？お前、誰だ？」

『……あ、貴方たちこそ誰ですか………！』

ﾙﾌｨ「俺はモンキー・D・ルフィ！海賊王になる男だ！！」

『か、海賊……！？』

海賊がこの国に……

『………………ッ、』

Aは唇を噛み締めた。

『……今すぐここから出て行って！！』

ﾙﾌｨ「何でだ？」

『何でって……危険だからよ！！だから帰って！！今すぐに！！』

Aは声を荒げた。

そんな彼女の姿を見て驚いたのか、二人は黙り込んでしまった。

ｿﾞﾛ「………って事だ、ルフィ。もう行こうぜ」

ﾙﾌｨ「嫌だ！！俺は不思議な力を持ったヤツに会うんだ！！」

『…………！！』

ｼﾞｬｯｸ「おやおや、私のモノに何か用かね？」

気がつくと、後ろには不気味な笑みを浮かべたジャックが立っていた。