鳥かごの少女と三刀流の剣士【ONE PIECE】 (ページ6)

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Story.3 ページ6

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ﾙﾌｨ「うほー！！でけェ城だなー！！」

島の中心には大きな城がそびえ立っており、その城の最上階は霧に囲まれていて見えない程だ。

ｿﾞﾛ「ナミ、ここは本当に島なのか」

さっきまで甲板で寝ていたゾロが、島を見ながらナミに問いかける。

ﾅﾐ「何よ、どういう意味？」

ｿﾞﾛ「……中心に城、その周りは小さな家。

これじゃァ、まるで……」

ﾛﾋﾞﾝ「まるで国のよう」

ゾロの言葉を遮って、ロビンはポツリと呟いた。

ﾅﾐ「……ロビン？」

ﾛﾋﾞﾝ「以前、本で読んだ事があるわ。

この海の何処かに、深い霧に包まれた国がポツンと浮かんでいる。

そして、その国に不思議な力を持つ者がいると。」

ﾙﾌｨ「不思議な力ァ？」

『不思議な力』という言葉に反応したルフィは手を伸ばしてロビンのもとへ飛んでいった。

ﾛﾋﾞﾝ「えぇ。それは、世界を動かせる程の力だとか」

ﾅﾐ「世界を……」

ﾙﾌｨ「そんな奴がこの島にいるのか！？

よし！そいつ、仲間にしよう！！」

「「はぁ！！！？」」

ルフィの言葉に船員は口を揃えて叫ぶ。

ﾙﾌｨ「にっししし！！

早速、そいつを探しに行こう！！」

ﾅﾐ「ちょっと、ルフィ！！」

ルフィは船を降り、一人で島へと入ってしまった。