あの場所 ページ10
Reo side
「ねぇ、早く入ろ。さみぃ…」
「…ちょ、ちょっと待って、あと30秒…」
3日後。Aが専属に戻る初日。
事務所の前で立ち尽くして、早10分。
緊張からか、中々事務所に入ろうとしない。
「大丈夫だって、そんな緊張しなくたって____
「あれ、Aちゃん？と、玲於？」
「あぁ隼か」
車からマスク姿で降りてきたのは隼。
Aに気づいてか、すぐに近寄ってきた。
「おぉめっちゃ久しぶりじゃん‼」
「…隼、くん。…改めて、また宜しくお願いします」
「ははっなにそんなにかしこまってるの。」
いつも通りの笑顔。
多分この底抜けに明るい性格に、
何度も何度も俺はきっと救われてんのかな。
「ほらほら、早く入ろ〜」
多分、いまAも。
.
Aは隼にそのまま手を引かれ、楽屋へと直行。
「おっはよーございまぁす！」
「…隼、朝からうるさいねんけど…
って、うぉ！Aやないか！」
この龍友くんの発言を皮切りに、
他のメンバーもAの存在に気がついて騒がしくなる楽屋内。
なんも心配いらないじゃん。
Aが馴染めるかな、とかの心配は俺の杞憂でしかなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1902人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めぐ(プロフ) - さよなら、純情のパスワードが知りたいです！ (2022年3月30日 13時) (
レス) id: 87471c5401 (このIDを非表示/違反報告)
甘夏 - お疲れ様でした！！次回作も楽しみです！こちらこそ、本当に面白いお話をありがとうございました！ (2020年5月7日 10時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
mmmmmsss0215(プロフ) - はやく更新されないか毎回待どうしかったです。これで終わってしまうのは悲しい。今後のstoryも書いて欲しいです。 (2020年5月7日 1時) (レス) id: 7082c82480 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - 毎回更新楽しみにしてました！超超超超大好きな作品です！！！お時間があればで全然大丈夫なのでアフターストーリーも見たいです！ (2020年5月7日 1時) (レス) id: f81c34e9d9 (このIDを非表示/違反報告)
mmmmmsss0215(プロフ) - 毎回楽しみにしています。 (2020年5月4日 2時) (レス) id: 7082c82480 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふたば
| 作成日時：2020年3月8日 8時
