ウソ ページ36
Your side
どのくらい時間が経ったのだろうか。
" 撮影再開しまーす! "
というスタッフさんの声が耳に入って、
ようやく現実に戻された感覚に陥った。
ゆっくりと離された互いの体。
レオくんの顔を見れば、少し赤くなった目元。
恥ずかしそうに顔を赤くして、右手で頭を掻いた。
「…俺、これでも結構頑張ったんだよ。
ほぼ3年ぶりにちゃんと話しかけて…告って…って
かなりダサいこと、頑張ったよ。」
「………うん。」
「理由は…単純に、まだ好きだから。」
「…………。」
「ダサすぎ…じゃね、これ。」
「…カッコいいよ……多分。」
「あと…迷惑なんて、Aにかけられたことないから。」
「……嘘だよ、アメリカだって…行かされて…」
「それでも、好きだから。迷惑じゃない。」
レオくんからの好き、って言葉。
彼の口からこんなに聞くことあるなんて、
片想いの時期は全く想像増してなかったな。
いつのまにか、レオくんの方がたくさん…たくさん、
好きって言ってくれてた。
付き合ってくれるなんて思ってもいなかった。
一時期は、裕太くんとか涼太くんといたほうが、
傷つかないで済むのに、なんて最低なこと考えて。
それでもレオくんとちょっと話しただけで、
やっぱレオくんが好きって惚気まくり。
「…俺とまた、やり直してくれませんか。」
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めぐ(プロフ) - さよなら、純情のパスワードが知りたいです！ (2022年3月30日 13時) (
レス) id: 87471c5401 (このIDを非表示/違反報告)
甘夏 - お疲れ様でした！！次回作も楽しみです！こちらこそ、本当に面白いお話をありがとうございました！ (2020年5月7日 10時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
mmmmmsss0215(プロフ) - はやく更新されないか毎回待どうしかったです。これで終わってしまうのは悲しい。今後のstoryも書いて欲しいです。 (2020年5月7日 1時) (レス) id: 7082c82480 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - 毎回更新楽しみにしてました！超超超超大好きな作品です！！！お時間があればで全然大丈夫なのでアフターストーリーも見たいです！ (2020年5月7日 1時) (レス) id: f81c34e9d9 (このIDを非表示/違反報告)
mmmmmsss0215(プロフ) - 毎回楽しみにしています。 (2020年5月4日 2時) (レス) id: 7082c82480 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふたば
| 作成日時：2020年3月8日 8時
