ズルイ ページ17
Your side
決めたはずだった。
執拗に玲於くんに依存しないって。
ホノカさんにやきもちをやいてしまう自分が嫌だし、
なによりホノカさんのことを考えている玲於くんが
嫌だった。
それなのに、玲於くんが朝出してくれたコーヒー。
そんなの飲んじゃったら、やっぱりそばにいたいって淡い期待がふつふつと溢れてくる。
やっぱりずるい、玲於くんはズルイ。
「なんで俺のこと避けて、
知らない男と一緒にいたの。」
前者のは否定はしない、
ただ、ナルセさんといたことで玲於くんが
嫉妬してくれたなら…
嬉しいと思ってしまう自分がいる。
「なんでって…
玲於くんだよ、私のこと避けてたの。」
「お前が避けるから、俺も避けたの」
「ナルセさんは今の仕事の上司の人。」
「なんかチャラいな、あいつ」
あなたも側から見たらチャラいですよ、なんていう
心の声を必死で押し殺した。
そしてふと、こんなにも普通に玲於くんと
会話ができている自分に驚く。
「玲於くん、あのね…私、」
私はやっぱり、玲於くんがいい。
そう素直に言おうと思った、
それなのに
「……別れよ、A」
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LEN(プロフ) - 二人の関係が今後どうなるか物凄く気になります。 ゆっくりでいいので更新楽しみにしてますね。 (2020年2月13日 23時) (
レス) id: 75d869de6b (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - この作品大好きで最近更新心待ちにしてます！頑張ってください！ (2020年2月1日 23時) (レス) id: 15f372c01a (このIDを非表示/違反報告)
なつき - この作品大好きです！スランプ大変かもしれませんが、ずっと読み続けます。リアルでストーリーも大好きです (2020年2月1日 10時) (レス) id: 51c945f113 (このIDを非表示/違反報告)
あき - 更新嬉しいです！お忙しいかと思いますが、楽しみにしています！ (2020年1月27日 1時) (レス) id: a756f2870a (このIDを非表示/違反報告)
かな - 仕事から疲れて帰ってきて、寝る前にいつもごろんして楽しみにして読んでます！ (2020年1月8日 0時) (レス) id: 388e5f00f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふたば
| 作成日時：2019年12月30日 22時
