四話『勇者の仲間探し』 ページ6
おはよーございます。Aです。
私は今、勇者の仲間探しをするために、騎士団のとこへいこうとしています。
「確かこっちだったよね……?」
王様から貰った地図ではなく、自分自身のスキルで騎士団のほうへ歩いて行く。
この城は迷路のように入り組んでいるため、すごく迷いやすいようだ。
……本当に私が方向音痴じゃなくてよかった。と思ったのは別の話……。
部屋から出て十八分後。
「……やっとついたか」
迷路を無事に抜け、騎士団が練習している中庭に着いた。
「『潜行(ステルス)』……さて。私に気づく人はいるかな?」
魔力探知に優れている人や、野生の感で見つける人もいるけど……。
今回はどっちのタイプなのかな?
「…………?」
私が隠れたとき、一人の騎士が打ち合いをやめ、周りを警戒し始めた。
「おい。ディルカ。どうした?」
「誰がこの付近にいるらしくてな……。潜行しているらしいんだ」
「ふーん。俺は何も感じないがなぁ……」
おや……?あの人以外は気づいていないようだね。
気配でも読んでいるのかな?
「……そこか。『雷風斬』!」
お!私の場所に向かって攻撃をしてきた。
……しゃーない。潜行解いて、姿を現すか。
「フフ。気づける人がいるとはね……」
無詠唱で、技を展開。自身を守る壁を作る。
キィンッ
急に姿を現した私に周りが驚いている中、私に攻撃をしてきた騎士……ディルカは驚く事も無く、私に話しかけてきた。
「……やはり貴方でしたか。勇者様」
「……おや?やっぱり気づいていたんだね」
攻撃をしてくる時に、私の目をはっきりと見てきたしね。
……見えてないほうがおかしいか。
「誰かはわかりませんでしたが、だいたいの位置はわかっていました。後は、この城の潜行使いはあれほど上手に使えないので貴方かと」
……え。この国大丈夫なの?
あの潜行って、他の世界では普通のレベル何だけど。
ま、後でこの世界の平均スキルレベルとかを調べておくかな……。
五話『この世界の平均レベル・平均スキルレベル』→←三話 『勇者と王様』
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ViVi - とても面白かったです!更新頑張ってください!応援してます!! (2013年11月6日 23時) (携帯から) (レス) id: 100b0e3e7a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ