九話「火炎竜……暴走してないか?」 ページ11
グオォォォ!!
今、この体育館みたいな広さの部屋に、アルシャが召喚した火炎竜が飛び回っています。
……召喚した本人?
魔法力を限界まで使って気絶したよ。
ま、召喚者が消えたから、火炎竜が暴走しているんだけど。
「……こんなに馬鹿な人だとは思わなかったよ」
結界を解きつつ、周りを見る。
てか、ジュカイって、あの馬鹿騎士の姉か?
顔とか雰囲気とか似てたし。
「……ねぇ。アルシャって、兄弟いる?」
「アルシャは弟が騎士になっています。
名前がウォルドルフと言います」
魔術師さんが逃げながら教えてくれた。
……ジュカイ姉弟よ。貴方達は姉弟であるだけあって、性格そっくりですね。
てか、姉弟そろって、私にちょっかいかけてくるなよ……。
「そーなんだ。って、あの火炎竜って倒しちゃって良い?」
今はこの中で一番強い魔術師さんが注意を引きつけている。
あのままだと、あと数分が限界だろう。
「「「倒せるなら、倒してください!!!」」」
この部屋の魔術師達全員から言われちゃったよ……。
「……わかったよ。んじゃ、魔術師さん達はこの結界の中に入って。巻き込まれるのは嫌でしょう?」
水属性の結界を張り、魔術師さん達に中に入っていってもらう。
「全員入ったね。じゃあ、数秒待ってて」
結界の中に全員が入ったのを確認し、私は剣を持って火炎竜の方へ走りだした。
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ViVi - とても面白かったです!更新頑張ってください!応援してます!! (2013年11月6日 23時) (携帯から) (レス) id: 100b0e3e7a (このIDを非表示/違反報告)
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