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今日は彼氏とデートの日だ。
美術館に行った後に、カフェでお茶でもしよう、と。
私は彼が来る前に、美術館に入り作品を見ていた。
今回見にきたのは、ワイズ・ゲルテナという人の作品だ。
見ていて楽しいし、私もいつかこういう作品を作ってみたいものだ。
鞄の中の画材セットに触れる。美術大学に通う私の必需品だ。
スケッチブックの中は、愛しい彼の水彩画が。

1階に下りて、大きい作品を見る。
【絵空事の世界】と題されたそれは、
少し暗く怖い印象を受ける。

「待たせたかしら?」
「あ、ギャリー。ううん、待ってない。作品を見てたもの。」
「A」
「イヴちゃんも久しぶり。…あの子は?」
「お迎えに行ってあげましょうか。心配だものね」

愛しい彼と合流し、可愛いお嬢さんと挨拶を交わす。
もう一人の可愛いお嬢さんは、
こちらに来るのは初めてだそうで少し心配だ。

美術館の外で待っていると。
「イヴ、A、ギャリー!」
「あ、来た…ってお洒落だなぁメアリー」
「えへへ。可愛い?」
「とっても可愛いよ。」
「ありがとう!」
とてもお洒落なお嬢さんが走ってやってきた。
頭を撫でてやると、嬉しそうに目を細めた。
いつまでも撫でていてやりたいが、時間が許してくれない。

「さ、美味しいマカロン、食べに行きましょうか」
「わーいギャリーの奢りだって!いっぱい食べようね!」
「やったー!ギャリーさすが!」
「嬉しい…!」
「ちょっとA…メアリーの分くらい出しなさいよ?」
「可愛いメアリーのためなら出すー」
「わあい!ありがとうA!!」


4人で街を歩く。
それはとても楽しいことだ。
いつまでもいつまでも、こんな日常が続きますように。



―【END】―

▽▲▽→←++


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莉莉(CV:霧崎沙流)(プロフ) - 三宮にこ.さん» ご指摘ありがとうございます、すみませんでした。うっかり外すのを忘れていました。本当にすみませんでした。 (2015年8月20日 18時) (レス) id: 212878b2bc (このIDを非表示/違反報告)
波奈(プロフ) - 面白いですね。更新待ってます!応援してます (2015年8月20日 13時) (レス) id: cbbfcd8a4d (このIDを非表示/違反報告)
三宮にこ.(プロフ) - ib関係ですのでオリジナルフラグを外してください。違反者にされますよ?? (2015年8月20日 0時) (レス) id: adf42dfd10 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:霧崎 沙流 | 作成日時:2015年8月20日 0時

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