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壮五さんの興奮する声が聞こえる
珍しいなと驚くも、悲嘆の方が強く、今はなんの関心も生まない
大和｢ところで、A大丈夫か？死んだ魚なような目してるぞ？｣
A｢むり。｣
陸｢何かあったんですか？｣
紡｢それがね。｣
覇気を無くした私の代わりに、紡が一連の流れを説明する
話を聞いた彼らからはどよめきの声が上がる
一織｢いや、ちょっと待ってください。それって...｣
三月｢新曲2曲を同時に覚えなきゃいけないってことにならないか？｣
ナギ｢オーアメイジング！｣
陸｢それにPV撮影もあるよ。｣
大和｢いやいや、お兄さん年末はドラマの撮影とかもあって忙しいんだけど。｣
壮五｢僕達もMEZZO"の仕事が。｣
さすが察しの良い事で
通常1曲だけでも大変なのに、今回は同時進行で2曲覚えなければならない
しかも、これから年末まっしぐら
特番やドラマなど、各個人の仕事も通常より増える
環｢ちょーやべーじゃん！｣
ケラケラと笑う環
笑ってられるのも今のうちだぞー
その内屍のように這いずり回ることになると思う
A｢とりあえずブラホワで歌う『MEMORiES MELODiES』の振り付けは、一応終わってる。あとは細々変更入れたりするくらい。
前座で歌う『THE FUNKY UNIVERSE』はこのレッスン終わって、速攻振り付け考える...ので、壮五さんすみません。今日の番組収録お2人におまかせしていいですか？｣
壮五｢大丈夫！それくらいお易い御用だよ！なんたってダグラスのための振り付け何だから！飛びっきりのをよろしくお願いします！｣
こんなに興奮してる壮五さんしばらく拝めることなんて出来んだろうな
なんて考え少し笑う
A｢ありがとうございます。あとこれから各個人忙しくなるから、7人揃ってレッスンするのは難しいだろうし、個人での指導が多くなるよ。多少の時間もレッスン突っ込むから覚悟よろしく。ついでに言うと、合間ぬって自主練もしとくように。｣
気だるげな返事が上がる
気持ちは分からんでもないよ
A｢陸は身体と相談しながらやろうね。寒い時期だし、色々と負担かかりやすいだろうからね。｣
陸｢ありがとう！でも、みんなに迷惑かけないよう頑張る！｣
紡｢私も皆さんのサポート頑張ります！何かあれば、何でも言いつけてください！｣
A｢ってことで、早速レッスン始めるよ！時は金なり。時間は有限！｣
パンパンと手を叩き、仕切り直しをする
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作者名：Lamp | 作成日時：2019年7月6日 9時
