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陸「壮五さん。俺です。陸です。」
陸がコンコンと扉をノックするが返答はない
そういえばさっき疲れたような顔してたから、寝てるのかも
陸「んー...あ、扉を開いてる。壮五さん、入りますよ。」
A「失礼しま...！壮五さん！大丈夫ですか！？壮五さん！！」
陸「...っ、返答がない。きゅ、救急車！」
部屋に入ると、壮五さんは床に倒れ込んでいた
顔も青白く、名を呼んでも返答がない
異常事態だと直ぐにわかる
A「壮五さん！しっかりして！」
返事を返してくれることを願い、名を呼び続けるが依然と変わらない
早く、早く救急車来てよ！
陸「Aさん！救急車来ました！マネージャーにも連絡しました！」
A「分かった。ありがとう。壮五さん、救急車来ましたよ！」
救急車に同乗し、陸と共に病院へ向かう
道中、怖くて怖くて手の震えが止まらなかった
病院で紡と万理さんに合流し、ようやく少し落ち着きを取り戻した
診断の結果、壮五さんはストレスによる急性胃腸炎と診断された
ストレス...
私のせいだ...
MEZZO"のマネージャーなのに、自分のことばっかで任せっきりにして、
体調が悪そうなの気づいてたのに、壮五さんの優しさに甘えて、
考えれば考えるほど自分に腹が立ってきて仕方がない
A「ごめんなさい...壮五さん。私のせいで。」
万理「大丈夫。大丈夫。壮五くんもちょっと無理しちゃっただけだよ。Aさんのせいじゃないから。」
ボロボロと泣く私の背中を万理さんは優しくさすってくれた
今の私には泣く権利も優しくされる権利もないのに...
壮五さんの病態はそれほど重くないらしく、点滴を打って、しばらく様子見の後、入院か日帰りか決めるらしい
紡と万理さんは、一度事務所に戻ってみんなに状態を伝えてくると言った
その間、私と陸は病院に残り壮五さんの傍についてることにした
陸「Aさん。気を落とさないで。大丈夫だから。」
A「うん」
陸「壮五さん優しくて面倒見がいいから、つい甘えたくなっちゃいますよね。
...それに、Aさんが頑張ってたのもみんな知ってます。みんな責めたりしませんよ。」
A「...。」
陸「だから、そんなに落ち込まないで。自分を追い込まないでください。」
A「ありがと...」
袖で涙を拭い、俯いていた顔を上げ、壮五さんの顔を見る
まるで死人のように眠るその姿に胸が締め付けられ、またも涙が溢れそうになった
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Lamp(プロフ) - エレノアさん» あー本当だ...誤字ですね。教えて下さりありがとうございます。直してきますー！ (2019年5月17日 19時) (
レス) id: a8d2d64b17 (このIDを非表示/違反報告)
エレノア(プロフ) - FSCカンパニー、じゃなくて、FSCでファイブスターカンパニーなんですよ(汗) (2019年5月12日 17時) (レス) id: 3eb5819514 (このIDを非表示/違反報告)
Lamp(プロフ) - エレノアさん» そうなんですね！まあ、でも、好きなものにはお金かけたくなっちゃいますよね！ (2019年3月3日 23時) (レス) id: a8d2d64b17 (このIDを非表示/違反報告)
エレノア(プロフ) - Lampさん» アイナナ以外だと抵抗ないですwシノアリスってゲームに特に課金しちゃってて…。 (2019年3月3日 22時) (レス) id: 5d9bc3afeb (このIDを非表示/違反報告)
Lamp(プロフ) - エレノアさん» あーなるほど...。アイナナに限らず、課金するのはちょっと抵抗ありますね...その分そのお金で美味しいもん食べたい派の人なんで(笑) (2019年2月28日 18時) (レス) id: a8d2d64b17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lamp | 作成日時：2019年2月9日 14時
