お弁当とダンスお届けに参りました。Part2

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三月「わー！川だー！」

陸「釣りだー！」

A「バーベキューだー！」



社長のご褒美とは川でのバーベキュー！
しかも、全部社長の奢り！
天気もいいし、夏休みみたい！



大和「あれーお前さん脱いじまったのか。似合っちのに。」

A「爆笑してたくせに。よく言うわ。」



先程着ていたアロハシャツとサングラスは、みんなに爆笑されたため、直ぐに脱いだ
紡まで笑うんだもの
しかもその後フォローにならないフォローも入れられた

釣り班(一織、三月、陸)、カレー班(環、壮五)、火起こし班(大和、ナギ、紡、私)に分かれて、それぞれ作業を行う

カレー班をわざとMEZZO"にして、コンビ力を上げようとしてるんだけど
環は壮五さん任せようとしてるみたい
対する壮五さんは、性格上世話焼きなところとか、自分から言い出せない面があるから自分一人でやっていきそうな気が...

今後どういうコンビになるか、一瞬で想像つくわ...

兎にも角にも、とりあえず各々行動を開始する



大和「んで、火起こしやったことある？」

紡「ない、ですね...」

A「同じく。学校の時とか男子に任せちゃったりしてたしね。」

大和「でしょーな。ナギは...聞くまでもないか。」

ナギ「Why?!聞いてくれてもいいじゃないですか？！」

大和「聞いたところで、やったことないって言葉が帰って来るのわかってるから。」

ナギ「アウチ！」



ナギがショックを受けている間に、大和さんはテキパキと手際よく作業を進める
面倒くさがってた割に、ちゃんとしてくれるのね

着火剤に火をつけて、いざ火起こし...と思ったのだが、着火剤だけ燃えてなかなか火が起こらない



A「薪が燃えない...」

紡「新聞紙とか燃やして見ます？」

大和「だなぁ。」



新聞紙を追加し、ナギは一生懸命に団扇で扇ぐ
しっかり燃えてくれよ...じゃないと、肉食えないからな！



ナギ「オウ...手が...！」

A「はやっ！？もう！貸してみな！」



薪に向かって、風を送るも中々火は燃え移ってくれない
くそぉぉ！腹立つ！



大和「なんかすげームキになってんな...」

紡「Aちゃん、負けず嫌いなとこありますからね...。」

A「早くついてよぉぉ！！」



バタバタと団扇で扇ぎ続けるが、
腕が限界になり、再びナギにパスする
火起こしって割と体力勝負なのね...

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