Story417 ページ3
ルピアーヌ サイド
ﾙﾋﾟ「あぁ〜もう!感情をぶつける事でしか解決できないの?
男って本当に馬鹿ね、精神年齢が皆低い訳?
一旦落ち着きなさい」
思わず盛大にため息をついてしまった
ｿｰﾏ「おれはいっつも我慢してるんや…たまには爆発させてくれや…」
一層深く壁に亀裂が入った
ﾛｰ「おれに命令するな、ルピ屋」
イライラしながら腕を組む
いつの間にか、爪先では少し乱れたリズムで床を鳴らしていた
ﾙﾋﾟ「その力をエメラルドの暗殺に使うって発想はないワケ?
相手が強いってわかってるのに今、力を使ってどうするのよ?」
どうにかしてソーマを宥めなくちゃ…
一番暴れれると厄介なのよね
普通はわりと大人しい分、爆発したら流血沙汰は免れない
ﾙﾋﾟ「確かにローの言い方は悪かったかもしれない
でも、間違った事は言ってないわ
感情はどうあれ、私達の目的は同じ
ローの提案を受け入れるべきよ」
ローは復讐の機会を、私達はクロゥに戻ってきてもらう為に
お互いが損をする事は何もない
ｿｰﾏ「わかった、提案は受け入れる
でもおれ、ローのその考え方はいやや」
バタンと荒々しく扉を閉め部屋を出て行ったソーマ
ｻﾗ「…珍しいですね、ソーマさんがあんなにもあらぶるなんて」
ポツリとそう言ったサラリア
ﾙﾋﾟ「そうね、いつもと比べ物にならないくらい交戦的だったわね」
部屋の外で何かが壊れる音がした
ローに拳をぶつける事はなかったけど、完全には収まらないわよね…
ｻﾗ「ちょっとソーマさんの様子見てきます絶対一人だと物を壊して怪我しますよ!」
サラリアもソーマを追いかけて行った
ﾙﾋﾟ「ロー私はね、あなたの意見を否定はしないわ
でも、肯定もしない
互いにの望む事を叶えられる、だからその提案を呑んだ
ソーマをあまり煽らないで、今までソーマは感情を押し殺して生きてきた
また煽られて爆発でもなったら止められないわ」
サラリアに続き部屋を出る
ﾛｰ「ルピ屋、それは俊足屋の過去に同調してんのか?」
ﾙﾋﾟ「さぁね、でも私達三人は少なくとも
過去の経験から共鳴し合えると思ってる
あなたもわかるでしょ?私達は底から上を目指して上ってきた
誰に求められる訳でもなく、ね
救われてるのよクロゥに…だから拾ったんなら最後まで手放されたくないだけ」
ローは訳がわからないと言いたげな顔をしていた
でしょうね
私達にはこの先に目的がない
ここ以外に居場所がなのよ
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夜蝶-ﾔﾁﾙ- - ロー、と…結ばれなかった…。とても泣けました。夢主ちゃん、何故、人体実験なんてされないといけなかったの…？そんな事さえされなければ本当の寿命が来るまで生きれたのに……政府は正義じゃない、海賊の中にも正義はあるはず…人体実験なんて、していいはずないのに (2018年5月5日 22時) (
レス) id: 3344530ea6 (このIDを非表示/違反報告)
鬼狂 - ものすごく面白かったです!!とても感動しました！何回か泣いてしまいました…… (2017年5月30日 22時) (レス) id: 582303d8c6 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 多分2.3回位泣きました… (2016年11月14日 7時) (レス) id: 92d9b03921 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - とっても面白かったです！ 感動しました！ (2016年11月13日 20時) (レス) id: 92d9b03921 (このIDを非表示/違反報告)
Plum - ロー落ちの話を書いてください！ できれば、トリップ無しのルフィ達の義兄弟設定でお願いします！！ 無理にとは言いません。 注文が多いかも知れませんがお願いします。 (2016年10月2日 21時) (レス) id: 3a47bd74a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブラックパンサー | 作成日時：2016年3月25日 1時
